新年のスタートに欠かすことのできない初詣。
子どもが無事に成長してくれるように、
毎年お参りは欠かせません。
いつもは連れて行くだけだったけど、
「そろそろお参りの方法を教えてみようかな?」
と考えてはいませんか?
今回は、子どもが初詣を楽しむための情報や作法についてです!
初詣で神社のお参り。子ども連れの準備をしよう
我が家も5才になる娘を初詣に連れていく予定です。
大人だけならノープランでもOKですが、
子どもがいるとそうはいきません。
では、どんな準備が必要か紹介します!
①露店が出ている三が日がおすすめ
まず、日程について決める必要があります。
有名な初詣スポットなら三が日は露店が出ていたりして、
子どもも楽しめます。
子どもが3才になる頃までは、
人混みを避けて三が日以外にお参りしていました。
5才ぐらいになると迷子の心配も減ってくるので、
目を離さないのは当たり前ですが連れて行けそうです。
②暖かくて動きやすい服装を
1月は日中でも厳しい寒さが予想されます。
そんな中長い時間、外に居続けるわけなので、
子どもが風邪を引かないとも限りません。
せっかくのお正月休みをお布団で過ごす、
なんてことがないように、
しっかり防寒対策をしてあげましょう!
ただ、子どもは大人よりもよく動きます。
なので、汗をかいたときのために、
脱ぎ着して調節できるようにしてあげてください。
また、靴に関しても履き慣れた歩きやすい靴を履かせましょう!
神社やお寺の中は舗装されていなかったり、
階段や段差も多いです。
子どもが転倒しないためにも、靴にも注意が必要です。
③トイレの場所を把握しておく
現地に着いてからでもいいのですが、
可能なら事前にトイレの場所を知っておくと安心です。
小さい子ってトイレが近くにないときに限って、
急に「トイレー」って言い出すんですよね。
そもそもショッピングモールなどと違って、
神社やお寺はトイレの数が少ないので、間に合わないかも知れません。
なので、場所の把握以外にも、
事前にトイレを済ませておいたり、
水分を摂りすぎないように注意しましょう。
④迷子対策も忘れずに
5才と言ってもまだまだ迷子にならないとは言い切れません!
なので、もしもの時のために迷子対策は重要です。
迷子になっても放送してもらえませんからね。
うちの場合は、目立つところに幼稚園の名札を付けておきます。
名札なら名前も連絡先も書いてあるので、
娘がパニックになって何も言えなくなっても安心です。
でも、もしお子さんが迷子常習犯だったら、
人混みのあるところではなく、
近所の小さな神社やお寺が無難かも知れませんね。
初詣で神社のお参りの手順をカンタンに
ここからは、初詣の手順をサクサクっとお話しします。
まずは、神社の場合です。
①鳥居の前で、会釈してから通る
②手水舎(ちょうずや)で心身を清める
③本殿にてお参りをする
④帰るときは、また会釈をしてから出る
次に、お寺の場合です。
①山門の前で一礼し、敷居をまたいで入る
②手水舎(ちょうずや)で心身を清める
③本堂にてお参りする
④帰るときは、山門の前で一礼し、敷居をまたいで出る
すごいざっくりですが、こんな感じですね。
あんまり細かく言っても子どもには難しいので、
せめて③のお参りの方法だけは
詳しく教えてあげるといいでしょう。
では、神社とお寺、それぞれのお参りの方法です。
神社の場合、本殿に着いたらお賽銭を賽銭箱にそっと入れます。
そして、鈴を鳴らした後、「二礼二拍手一礼」です。
二礼二拍手一礼の方法は、
最初に二回深くおじぎをして、胸の前で二回手を打ち、
最後にもう一回深くおじぎをします。
手を打った後に、神様に心の中でご挨拶することを忘れずに!
次は、お寺の場合です。
まずは本堂の前でおじぎをし、神社同様お賽銭を入れます。
そして、鳴らすものがあった場合は1回打ちます。
そして合掌し、仏様にご挨拶をします。
最後におじぎです。
以上が、神社とお寺のお参りの方法です。
神社でお寺のお参り方法をしても目立ちませんが、
お寺で神社のお参り方法をすると、
とっても恥ずかしいことになります。
静寂の中に
「パンッ、パンッ」って響くことになりますからね…。
子どもだったら可愛いなぁで済まされるかも知れませんが、
間違って教えることのないようにしてあげましょうね!
まとめ
お子さんにとって初めての参拝なら、
きっといい思い出になることでしょう。
ぜひ、参拝する場所に合わせて
お参りの方法を教えてあげてください。
そして、家族揃ってステキなお正月をお過ごしくださいね!