うっかり寝坊して仕事に遅刻してしまった！！
そんなとき、まずは上司に連絡して、
場合によっては始末書を書かなければ
いけませんよね。
こういったビジネスの場面でも、
「寝坊」という表現は使ってもいいのでしょうか？
答えは
「そのまま使っても問題はないけれど、
より丁寧な言い換えをすることができる」
なんです。
では、どんな言い換えが良いのか、
お伝えしていきますね！
寝坊してしまったら…まずは素直に理由を伝えよう
ちょっと疲れがたまっていて…
目覚ましをかけ忘れて…
そんな理由で、
仕事に行かないといけない日に寝坊してしまい、
遅刻してしまうことがあります。
社会人として絶対にあってはいけないことですが、
やってしまったことは仕方ありません。
こんなときは、遅刻することが分かった時点で、
真っ先に職場の上司に連絡をしましょう！
でも、寝坊が理由って
ちょっと怠けているようで気まずかったり、
自己管理ができていないようで
かっこ悪く思ったりして、
正直に言うべきか悩んでしまうかもしれません。
あなたなら、どうしますか？
こういう場合の正しい対処方法は、
ずばり「素直に理由を伝えること」です！
遅刻してしまうという残念な事実は変えられません。
そこに違う理由を伝えてしまえば、
嘘を言ったことになり、
より状況は悪くなってしまいます。
もしも、嘘がばれてしまったら…？
上司の信頼を失うことになるかもしれません。
そんなことを考えたら、
寝坊したことを正直に言ったほうがいいことが
分かりますよね。
ただし、連絡するときに、
「寝坊してしまったので、遅刻します」だけでは、
上司の心象はよくないでしょう。
余計な言い訳はせず、
「自分の不注意でやってしまった」ことを
素直に謝罪して、
今後同じようなことを繰り返さないようにするという
反省の気持ちも一緒に伝えると、
悪い印象を少しでも良い方向に
もっていける可能性があります。
もし、
「寝坊」という言葉を使うことに抵抗があるなら、
「寝過ごした」
「起きる予定の時間を過ぎてしまった」
などの言い方を使ってもいいですね。
もちろん、連絡はメールやLINEなどよりも
電話のほうがいいでしょう。
マナーとして、
きちんと自分の口から伝えた方がいいからです。
また、至急仕事のカバーをして
もらわないといけないときに、
メールだと気づかないかもしれません。
職場に到着したら、
同僚にも迷惑をかけてしまったことを
きちんと謝罪をしましょうね。
それから、寝坊してしまった原因をよく考え、
二度と同じことを起こさないように
注意しましょう。
疲れているなら早く寝る、
栄養のあるものを食べる、
お風呂にゆっくり浸かる…といった
対策をとってもいいですね。
始末書に書くとき、寝坊はどう言い換えればいい？
遅刻をしてしまったとき、
始末書を書く必要がある会社は多いと思います。
始末書とは、
「会社に損害をおよぼすような
不始末を起こしてしまったときに、
その事実や状況を説明するとともに、
謝罪と反省の意を示す書類」
です。
遅刻は、始業時間から遅れて
仕事を始めた時間までのあいだに、
行われるべき仕事がされなかったことになるので、
会社にとって損害と考えられるのです。
始末書は、ビジネス上の正式な書類です。
そして、寝坊という失敗を
反省していることをアピールするためにも、
とても大切なもの。
とにかく真摯に丁寧に書かないといけません。
ただ、そのような書類に
「寝坊」という話し言葉っぽいワードを使うのは、
アリなのでしょうか？
結論から言うと、
始末書に寝坊という表現を使うのは、
ビジネス上マナー違反には当たりません。
ただ、理由が理由なだけに、
そのまま寝坊という言葉を使うと、
どうしてもラフな印象に
とらえられるかもしれません。
では、どのように言い換えたらいいのでしょうか？
いくつか例文を用意しましたので、
みてみましょう！
寝坊したときの始末書の例文
例文①
「私は、◯年◯月◯日、自らの不注意により、
始業時間に遅刻してしまいました。
自己管理が不十分であったことを
深く反省しております。
今後は、このようなことがないように、
より業務に邁進させていただきます。」
例文②
「私は自己管理ができていなかったことから、
正当な理由でない遅刻をいたしました。
会社および社員の皆さまには、
大変なご迷惑をおかけしましたことを、
深くお詫び申し上げます。
今後は、同様のことを繰り返さないことを、
この始末書にて誓います。」
ここでは、寝坊を「不注意」や「自己管理不足」と
いった表現で言い換えています。
こちらのほうが、
ビジネスライクで反省の気持ちが伝わりそうですよね。
いかがでしょうか？
ぜひ参考になさってくださいね。
まとめ
今回は、
「仕事に寝坊してしまったときに、
寝坊をどのように正しく言い換えるといいか？」
という疑問におこたえしました！
寝坊してしまったら、
まずは一番に上司に連絡しましょう。
余計な言い訳はせず、
素直に寝坊して遅刻してしまうことを
謝罪する方がいいですよ。
また、始末書を書かないといけない場合には、
「寝坊」という表現をそのまま使うと、
ラフな印象を与える可能性があります。
「自己の不注意による遅刻」や
「自己管理不足による遅刻」といった
表現に言い換えると、ビジネスライクになりますよ。
寝坊による遅刻は、
繰り返せば信頼を失いかねません。
寝坊した理由を考え、
生活を見直すなどして、
今後寝坊しないようにもしたいですね！
