暑い夏の日、
食欲がなくてもサラサラと食べられるものが
欲しくなりませんか?
そんなときにぴったりなのが「冷たいお茶漬け」です。
火を使わずに簡単に作れるので、
台所に立つのがつらい時期にも大活躍。
今回は、冷たいお茶漬けの美味しい作り方や、
ちょっとしたアレンジをご紹介します。
手軽なのに満足感があって、
暑い日のお昼や夜食にもおすすめですよ。
冷たいお茶漬けの基本の作り方。ひんやり美味しく仕上げるポイント
暑い日でもサラサラ食べられる冷たいお茶漬けは、
少しの工夫でとてもおいしく仕上がります。
ここでは冷たいお茶漬けを作るときの基本的な手順と、
よりおいしく楽しむためのポイントをご紹介します。
まず、ごはんを用意しましょう。
炊きたてでも、
炊飯器に残っていたものでも構いません。
少し多めのごはんをざるに入れ、
流水で軽く洗うのがポイントです。
これで余分なぬめりや熱が取れて、
冷たいお茶漬けにぴったりのサラッとした食感になります。
なぜごはんを多めにするかというと、
きっと想像しているよりたべやすいかと思うからです。
ちなみに我が家では、ひとりでごはん2杯分くらいは
用意してしまいますよ。
ごはんをお皿に盛りつけたら、
次は具材です。
冷たいお茶漬けは具をたっぷりのせると、
栄養バランスも良く、見た目も華やかになります。
例えば、納豆やしらす、細切りにしたきゅうり、
ゆでたもやし、刻んだ漬物、ゆでた豚肉や鶏肉、
梅干し、昆布の佃煮、鮭フレークなど。
色々な具を少しずつのせるだけで、
味の変化が楽しめます。
そして最後に、
冷たいお茶ではなく冷やしただし汁を注ぎます。
市販の白だしを5倍ほどに薄めて、
冷たい水で作るのがおすすめです。
おでんのつゆくらいの加減を目安にすると、
ちょうどよい塩気になります。
ごはんがひたひたになるくらいまで
注いでください。
仕上げに刻みのりや白ごまを振りかけると、
香りが立ってさらにおいしさが増します。
だしをかけてから少し置くと、
ごはんに味が染み込んで
しっとりとした食感も楽しめますよ。
冷たいお茶漬けをもっと楽しむ!おすすめ具材とアレンジアイデア
冷たいお茶漬けは、
ちょっと変わった具材や調味料を使うと、
いつもと違う味わいを楽しめます。
冷蔵庫に残っているものをうまく使えば、
簡単にバリエーションが広がります。
たとえば、ツナ缶はとても便利です。
汁気を軽く切ってからのせるだけで、
旨みとコクがプラスされます。
さらに少しのマヨネーズを混ぜてもおいしいです。
薬味は冷たいお茶漬けをぐっと引き立てます。
大葉やみょうが、
カイワレ大根などは見た目も鮮やかで香りもさわやか。
わさびをちょっと添えるとピリッとしたアクセントになり、
暑い日でも箸が進みます。
ちりめんじゃこやかつお節をふりかけるのも
おすすめです。
だし汁にじんわり溶けて、
深い旨みが出ます。
お好みでポン酢を少しかけると、
さっぱりとした味わいに変わります。
さらに、オクラや長芋などねばねば食材を入れると、
のどごしが良く夏にぴったりです。
小さめに刻んでお茶漬けにのせれば、
ひんやりとろっとした食感が楽しめます。
仕上げにはごま油やオリーブオイルを
ほんの少したらすのも意外と合います。
香ばしさが増して、
ちょっとリッチな味わいになりますよ。
冷たいお茶漬けは決まった作り方がないので、
自由にアレンジして大丈夫です。
気になる食材をいろいろ試して、
自分だけのお気に入りを見つけてみてください。
まとめ
冷たいお茶漬けは、
暑い夏の日にぴったりのメニューです。
炊きたてのごはんはもちろん、
少し時間が経ったごはんでもおいしく作れますし、
具材やだしの組み合わせでいろいろな味を楽しめます。
ツナ缶や薬味、オクラや長芋など、
家にあるものをうまく使えば手軽にアレンジもできます。
ごま油やポン酢を加えてみるのもおすすめです。
シンプルな料理だからこそ、
ちょっとした工夫で驚くほどおいしくなります。
その日の気分や体調に合わせて具を選んで、
自分だけの冷たいお茶漬けを楽しんでみてください。