季節の変わり目といえば衣替え。
久しぶりに出したお気に入りの洋服を
広げてみたら、目立つ部分に黄ばみが！
なんて経験ありませんか？
わかります！
特に夏のTシャツが白ばかりの
私にとって黄ばみは宿敵です。
お気に入りのTシャツを
泣く泣く何枚処分したことか…
実はこの黄ばみ、
無かったことにできるかもしれないんです！
今回はいつのまにか出来た
黄ばみの落とし方についてご紹介します。
どうして黄ばむ？原因から知る、黄ばみの落とし方！
毎回しっかり洗濯しているのに…
クリーニングに出してからしまっておいたのに…
どうして黄ばみが出来てしまうのか、
気になるところですよね。
実は衣類の黄ばみの原因は
ひとつではありません。
そしてその原因によって
落とし方も変わってきます。
まずは原因を知っておきましょう。
黄ばみの原因1.皮脂や洗剤の洗い残り
使い終わってすぐに洗濯しても、
皮脂は油汚れなのでなかなか頑固です。
また、しっかり洗おうと思って
洗剤を多く入れすぎてしまうと、
今度は洗剤の洗い残りが起こります。
それらの残ったものが酸化して
黄ばみが出てきてしまうのです。
黄ばみの原因2.洗剤のすすぎ不足
特にシャツなどの軽い素材は
洗濯機内の重さセンサーにかからず、
洗濯中の水が少なすぎてしまう場合があります。
洗剤の量に対して水量が足りないのです。
すすぎ不足によって衣類が酸化し、
黄ばみが発生してしまいます。
黄ばみの原因3.洗わずに長期間放置
「今はまだ綺麗だから
次回もそのまま着てしまおう」
なんて、長時間衣類を放置してしまうと、
黄ばみがいつのまにか蓄積して、
目立ちはじめてしまいます。
特に皮脂腺の多い胸元や首元、
襟足が黄ばみやすいですよね。
黄ばみの原因4.洗濯機の詰め込みすぎ
洗濯する時にここぞとばかりに
洗濯物を詰めてしまうと
汚れが残ってしまい、
黄ばみが出てしまうことがあります。
洗濯物を詰め込んだ場合、
水が全体的に回らず隅々まで
洗いきれないのです。
汚れを落としたい時ほど、
洗濯機の容量に対して
少なめの洗濯物の量にすることを
お勧めします。
水を張った時に洗濯する汚れ物が
動くぐらい余裕があると
汚れがしっかり取れやすくなります。
洗剤の成分で使い分けよう！正しい黄ばみの落とし方！
黄ばみを落とす洗剤は
どれを使ったらいいのか…
迷いますよね！
いろいろなやり方がありますが、
いつできた汚れかによって
使い分けてみてはいかがでしょうか。
使い方と使い分け方をご紹介します。
黄ばみの落とし方1.その日の汚れには、台所用洗剤
食器の油汚れを落とす性質の
台所用洗剤は皮脂汚れにも
対応出来ます。
前日の洗濯物の襟元を見て、
汚れているなあと感じたら
洗濯機の前に台所用洗剤で
襟元の汚れだけ部分洗いしておきましょう。
使わなくなった歯ブラシなどを使うと
繊維の奥までしっかり落としやすいですよ。
黄ばみの落とし方2.数日経った汚れには、セスキ炭酸ソーダ
セスキ炭酸ソーダは
油分を分解する性質があるため、
皮脂汚れに最適です。
水にセスキ炭酸ソーダを混ぜた水溶液を作ります。
黄ばみの気になる部分に吹きかけ、
20〜30分ほど放置します。
この時水溶液がしっかり浸透するように
布が裏側まで濡れるくらい吹きかけましょう。
20〜30分後、優しくもみ洗いをしてから
いつもの洗濯物と同様に洗います。
黄ばみの落とし方3.長期間の蓄積汚れには、台所用洗剤と酸素系漂白剤と水とスチームアイロン！
長期間の放置による黄ばみは
皮脂汚れなどが布の奥にまで染み込んでしまい、
酸化して目立ってしまった状態です。
ちょっとやそっとの洗濯やもみ洗いでは落ちません。
黄ばみの元となるタンパク質を
分解するために台所用洗剤と
酸素系漂白剤と水をペースト状になるように混ぜます。
これを黄ばみの部分に
古くなった歯ブラシなどで塗り付けます。
塗り終わったら
スチールアイロンを塗った部分に当てます。
熱が加わると黄ばみがみるみると分解されて
白く蘇ります！
毎回なにかを混ぜたり、
つけおきしたりするのは
ちょっと面倒ですよね。
出来れば気づいた時に
お手入れできるのが理想的かもしれません。
いつ出来た汚れなのかによって
洗剤の使い分けをおすすめします。
いつのまにか黄ばんでる、
なんてことも少なくなるかもしれませんよ！
まとめ
いかがでしたか？
今回はシャツの黄ばみの原因と
落とし方をご紹介しました。
意外と手近にある洗剤で対策できるのが
嬉しいですよね。
私も早速子供の制服シャツから
始めてみたいと思います。
皆さんも是非試してみてくださいね！
