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お正月飾りを処分しないのはアリ?来年も同じ飾りを使ってもいいの?




正月飾り

しめ縄などのお正月飾り。

最近インテリア雑貨として
可愛いものも増えてきていますよね!

本来なら、
お正月飾りは毎年処分しないと
いけないようですが、
気に入ったものは来年も使いたいですよね。

今回は、
「お正月飾りを処分せずに、
来年も使っていいの?」
という疑問について、
詳しく解説したいと思います。

なぜ毎年お正月飾りを処分するの?

お正月飾りとは、
・しめ飾り
・門松
・鏡餅
などの、
お正月を迎えるにあたって
家に飾るもののことを言います。

これらは、
どれも「年神様を迎えるための飾り」です。

年神様とは、
家に新年の幸せをもたらしてくれる神様のことです。

まず、それぞれの飾りには、
どのような意味があるのか、知っておきましょう!

正月飾りの意味① しめ飾り

しめ縄があるところは、
「神様が過ごす神聖な場所」
という意味があり、
悪いものが入らないように
結界を張る役割も果たしています。

神棚や神社の入り口にも、
しめ縄がありますよね。

しめ飾りは、しめ縄のお正月バージョンで、
白い紙垂(かみしで)などの
縁起物がついていて、玄関に飾ります。

しめ縄と同じ意味を持ち、

「この家は神聖な場所なので、
 年神様に来ていただいて大丈夫ですよ」

という目印として飾ります。

正月飾りの意味② 門松

松や竹、梅などの縁起物で飾られた門松を
玄関に飾ると、

「この家は年神様を迎える準備が
 整いました」

という意味になります。

つまり、年神様が家に来られるための
目印として飾るのです。

正月飾りの意味③ 鏡餅

しめ飾りや門松を目印にして、
家にやってきてくださった年神様が、
居場所にされるのが鏡餅です。

松の内(1月7日)を過ぎると、
年神様の魂が宿った鏡餅は家族で食べて、
そのご利益をいただきます。

松の内を過ぎると、
その家に住む家族は今年の年神様から
無事にご利益をいただけたことになります。

そして、今年の年神様を迎えるために
使われたお正月飾りは、
その役目を終えるのです。

役目を終えたお正月飾りは、
年神様が使われた神聖なものなので、
神社などで1月15日に行われる
「どんと焼き」
お焚き上げをしてもらうのが基本です。

感謝の気持ちを持って、
正しく処分したいですね。

来年も同じお正月飾りを使ってもいい?

正月飾り

お正月飾りは、
使った後はお焚き上げで処分してもらうほうが
いいとのことでした。

ただ、最近は雑貨屋さんや
アパレルブランド、ハンドメイド作品などで、
とってもオシャレで可愛いお正月飾りが
売られるようになりましたよね!

特に、しめ縄リースなんて、
今どきの西洋式のおうちにぴったりで、
すごく素敵です。

そんなお気に入りのお正月飾りを、
たった一年で処分してしまうのは、
なんだか残念だし、もったいないですよね。

このような場合は、
今年使ったお正月飾りを、
来年も使っていいのでしょうか?

本来、お正月飾りは、
「今年の年神様のために使うもの」です。

来年も同じお正月飾りを使うということは、

「今年の年神様に使ったお下がりを、
来年の年神様に使う」

ということになります。

神様へのお供えものは、
清らかで神聖であるべきものですから、
お下がりを使うことは来年の年神様に対して
失礼にあたります。

そのため、今年のお正月飾りを
来年も使うことは、
基本的にはNG!なんです。

ただ、最近のお正月飾りは、
本来の意味から離れてきて、
どちらかというとインテリア雑貨として
扱われるようになってきました。

若い方が飾る場合は、
特にそうだと思います。

ですから、お正月飾りを
あくまでインテリアとして飾る、
というスタンスならば、
何年も同じお正月飾りを使っても
いいのではないか、
という考え方が広まってきているんです。

近年のもったいない精神や
サスティナブル志向も、
影響していると思われます。

お正月飾りの扱い方については、
人それぞれになってきています。

あなたの心の持ちようによって、
同じものを使うか新しいものを使うかを
選べばOKですよ!

とはいえ、
昔から伝わるお正月のしきたりも、
大切にしていかないといけません。

お正月飾りの意味はよく理解したうえで、
飾りたいものですね。

そして、気に入って何年も使っていたけれど、
古くなってしまったお正月飾りは、
ゴミ箱に捨てるのではなく、
出来るだけお焚き上げをするようにしましょう。

年神様に感謝することで、
来年もあなたにとって素敵な一年になりますように!

まとめ

正月飾り

今回は、
「今年使ったお正月飾りを、来年も使ってもいい?」
という疑問について、解説しました!

お正月飾りは、
新年の幸せを運んできてくれる年神様を
家に迎え入れるためのものです。

今年の年神様に使ったお正月飾りを
来年の年神様にもお下がりで使うことは、
失礼にあたります。

ですから、
本来はお正月飾りは毎年松の内を過ぎたら
処分するべきですが、
最近は、オシャレで可愛らしいお正月飾りが
飾られるようになってきました。

この場合は、あくまでインテリア雑貨として
扱うのであれば、
毎年同じお正月飾りを使ってもいいという考え方が
広まってきています。

どちらにするかはあなた次第ですが、
使わなくなったときには感謝の気持ちを込めて
お焚き上げしてもらうといいですよ!

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