東海道新幹線に乗ると、
車窓から見える絶景といえば、
富士山ですよね。
「せっかく新幹線に乗ったなら、
富士山を見たい!
でも、たまにしか乗らないから、
予約するときにどちら側の座席に座れば
富士山が見えるのか
わからなくなってしまう…。」
そんな風にお悩みのあなた!
この記事では、
東海道新幹線から富士山が見える方向について
ご説明します。
上り、下り、それぞれどっち側に座れば富士山が見られるの?
富士山が見えるのはズバリE席! グリーン車はD席!
東海道新幹線に乗ると、
富士山が見えるときがありますよね。
車掌さんによっては、
「まもなく富士山がご覧いただけます」
なんて気の利くアナウンスをしてくださる方も。
でも富士山ってどっち側に見えるんだっけ?
と悩むときはありませんか?
私はたまにしか乗らないので、
毎回きょろきょろしてしまいます。
ズバリ、上り、下りともに
富士山が一番見られる席は「E席」です。
グリーン車の場合は「D席」になります。
E席、もしくはグリーン車では
D席を予約さえすれば、
富士山の絶景を楽しむことが出来ます。
富士山と新幹線の地図上での関係は?
でもE席(もしくはD席)ってどっち側…?と
思いますよね。
そこで、富士山と
東海道新幹線の線路の関係を確認しましょう。
こだまが停車する、
新富士駅の地図をご確認ください。
新富士駅
〒416-0939
静岡県富士市川成島640
新幹線の線路に対して、富士山は北側にあることが確認できますね。
以上の地図から
・上り(新大阪→東京方面)乗車の場合は、進行方向左側
・下り(東京→新大阪方面)乗車の場合は、進行方向右側
に、富士山を見られることが
できることがわかりました。
ちなみに、上りの新幹線の方が、
防音壁などの障害物もなく、
きれいに富士山を見ることが出来ますよ。
富士山が一番きれいにみられるのは三島~新富士駅間
新幹線から富士山を見られるスポットは
いくつかありますが、一番近く、
立派な富士山を見ることが出来るのは、
三島~新富士駅間です。
ただし、最速で285キロ走ることのできる新幹線。
そのため、絶景を楽しむことができる時間は
たったの1分弱です。
シャッターチャンスを逃さず、
フォトジェニックな写真が取れるといいですね!
そのほかにも、
・品川~新横浜間
・新横浜~小田原間
・静岡~掛川間
・浜松~豊橋間
でも富士山の景色を楽しむことが出来ます。
いずれも短い時間しか見えず、
天候により見えないことも多いのですが、
空気の澄んだ日は車窓からの景色を
ぜひ楽しんでみてくださいね。
最新車両では富士山が見やすくなる計画も!
2023年度から2026年度にかけて追加投入される、
最新型のN700S新幹線車両では、
多目的室の窓の位置が変更されて、
富士山が見やすくなる計画があるそうです。
多目的室は、
車いす利用の方や授乳室として
利用できるスペース。
現状の車両だと、富士山の山頂部分が欠けてしまい、
富士山の全体像が見えませんでした。
新型車両だと、
全体像がきれいに見えるようになるようです。
わたしも以前、授乳の必要があり、
多目的スペースをお借りしたことがあります。
当時はまだ初めての育児に必死で、
景色を楽しむ、
だなんて考えはすっかり抜けていました。
でも、もし新幹線から富士山が見られる場所や
座席を知っていれば、育児中に心の余裕が出来たり、
実際に景色を楽しむことが出来たら、
とても穏やかな気持ちになれたりしたのでは…と思います。
子供が大きくなってからは、
日本地理の勉強にもなりますね!
海外のお客様にも人気のある富士山の景色。
いろいろな方が富士山を楽しめる車両になる
新型車両が導入される日が楽しみですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
普段何気なく新幹線に乗っていて、
富士山の絶景を見逃している方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
日本が誇る富士山の景色を、
ぜひ楽しみたいものですね。