紫陽花の色が変化するのはなぜ? 何色に変わるの? 小学生にも分かる解説はこちら。




あじさい

梅雨の季節になると、
うつくしい紫陽花(あじさい)
街中で見られるようになりますね。

ピンクや紫など、さまざまな色の花がありますが、
紫陽花の花は、なんと咲いている途中で色が変わることがあるんです!

今回は、その理由をわかりやすく解説します。

よく理解できたら、
子どもさんにも説明してあげましょう!

紫陽花の色は色々変わる!?その理由を分かりやすく解説します

紫陽花は、5〜7月頃に咲く大ぶりな花です。

見た目には大きく見えますが、
実際は小さな花が集まっていて、
とっても可愛らしいですね。

アジサイ科の花は品種が多く、
さまざまな花の形があるだけでなく、
ピンクや紫、赤、青、白など色の違いも
楽しむことができます。

そんな紫陽花の花ですが、不思議なことに、

「咲いている途中で花の色が変わった!」
「昨年と同じ株なのに、今年は花の色が違う!」

ということが、よくあるんです。

そのため、紫陽花には「七変化」という別名や、
「移り気」という花言葉があるほどです。

この花の色の変化、ただの移り気なわけではなく、
ちゃんと理由があるんですよ。

それは「紫陽花が植えられている土壌の酸性度」

理科の授業のとき、リトマス試験紙で
いろいろなものの酸性やアルカリ性を
調べましたよね。

それが、酸性度です。

土には、さまざまな成分が含まれています。

その成分の量によって、
土の酸性度は絶えず変化しており、
土は酸性になったりアルカリ性になったりします。

ちなみに、多くの植物は弱酸性〜中性の土で育ちやすいんです。

ただ、植物が育つ過程で放出する成分や、
降雨量の多さなどが原因となって、
日本の土は酸性に傾きやすくなっています

紫陽花は、酸性の土で育つと青色に、
アルカリ性の土で育つとピンク色になるという
性質があります。

紫陽花のもつアントシアニンという色素が、
土に含まれるアルミニウムと結合するかどうかで、
花の色が変わるのです。

酸性の土にはアルミニウムが多く含まれ、
アルカリ性の土にはアルミニウムが少なくなっています。

「せっかく色が変わるなら、
 今年は○○色の紫陽花を咲かせたい!」

と思ったときは、
肥料などを使って土の酸性度を変えればOKです。

とは言っても、
土壌用の酸度計で測定しながら調整するのは、
初心者にはちょっと難しいことです。

そんなときは、
なんと「青色の紫陽花用の土」「赤色の紫陽花用の土」という、
すでに酸性度が調整された便利な土が売られているんです!

それぞれの色専用の肥料もあります。

こちらを使えば、
簡単に花の色を変えることができますよ。

なぜ紫陽花って書くの?花言葉は?紫陽花についてもっと知ろう!

あじさい

ところで、アジサイは漢字では「紫陽花」と書きますよね。

アジサイは、日本原産の花です。

昔は、特に漢字は当てられていなかったようです。

では、なぜこのように書くようになったのでしょうか?

そのルーツは、中国にあります。

昔、唐の有名な詩人である白居易が、
中国の招賢寺に咲いていた、
太陽に照らされて輝く紫色の名も知らぬ花を、
「紫陽花」と詩の中で表しました。

なお、この紫色の花は、アジサイではありません。

書かれる特徴から、ライラックだったのではないかとも言われています。

しばらくして、白居易の紫陽花の詩が
日本に伝わりました。

それが日本語訳をされるときに、
「紫陽花」をアジサイと間違って訳されてしまいました。

このことをきっかけに、
日本ではアジサイを紫陽花と
漢字で表すようになったそうですよ。

そんな紫陽花には、小さな花が集まって咲くことから、
「団らん」「家族」「和気あいあい」という
素敵な花言葉があります。

また、色によっても花言葉は異なり、
ピンクは「元気な女性」、
白は「寛容」、
青は「辛抱強い愛情」とされています。

その意味から、女性、特に母の日のプレゼントや、
結婚式の花嫁の花束に使われることが多い花です。

ただし、花の色が変わることから、
真逆の意味で「浮気」「移り気」といった花言葉もありますので、
少し配慮が必要なこともあるかもしれません。

最近は、良くないイメージより
も花の可愛らしさが人気となっているので、
あまり問題はないかと思いますよ。

まとめ

あじさい

今回は、紫陽花の花の色が変わる理由について、
解説しました!

紫陽花は、土の酸性度によって、
花の色が変わります。

酸性だと青色、アルカリ性だとピンク色になります。

紫陽花の色を調整したいときは、
「赤/青色の紫陽花用の土」というものが
売られていますので、使ってみてくださいね。

紫陽花の漢字は、中国の違う花の漢字が
間違ってアジサイに当てられてしまったことに
由来します。

「団らん」「家族」「元気な女性」といった
花言葉をもつ紫陽花は、
母の日のプレゼントなどにぴったりですよ。

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