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納豆菌を畑にまくと良い?納豆水の作り方と納豆菌の効果を解説!





毎日暖かい日が続き、
家庭菜園が盛んな季節になってきましたね!

 

みなさん、畑やプランターの土作り、
どのようにされていますか?

 

ホームセンターに行くと、自然由来のもの、
化学的に作られたものなど、
様々な肥料が販売されているため、
悩むところですよね。

 

例えば、身近な材料から
自分で安全な土作りが出来るとしたら、
どうでしょうか?

 

この記事では、
納豆菌の効果納豆水の作り方について、
詳しくご説明していきます。

納豆菌を畑にまくと良い? 納豆菌の特徴は?


納豆には、納豆菌が含まれています。

 

これは「枯草菌」の仲間で、
自然界の枯れた葉に存在しています。

納豆菌の特徴

納豆菌の特徴1.強い!

とてもたくましい菌で、
熱や酸、乾燥や過湿にも耐え、
121℃で20分以上加熱しないと
死なないほどです。

 

人間の胃の中も通り抜け、
腸までしっかり届くのもそのためですね!

 

炎天下、乾燥状態、梅雨の長雨…

 

畑の環境は日々変化しますが、
その中でも生き残ってくれる、
頼もしい存在なのです。

納豆菌の特徴2.増殖速度が速い!

納豆菌の増殖速度はとても速いです。

 

土にはたくさんの病原菌が存在し、
特に作物を育てる際に影響を受けるのはカビ菌で、
いろいろな病気のもとになっていますね…

 

しかし、納豆菌を土に投入すると、
その増殖速度の速さからカビ菌の入る余地を無くし、
発生を抑えることができるのです。

納豆水の作り方と納豆菌の効果

納豆水の作り方

材料

・納豆1パック
・砂糖大さじ1〜2
・ミネラルウォーター350ml(塩素のない水)
・500mlのペットボトル

手順

・ミネラルウォーター、納豆、砂糖をミキサーに入れ撹拌する

・ペットボトルへ入れて常温で放置する(季節によるが3日〜5日)
30℃を保つことが出来ると、1日で完成も可能!

・時々ペットボトルを振って混ぜるようにする

・使用する際は、5〜10倍に薄める

使い方

・土壌改良材として、定期的(7日〜10日ごと)に畑にまく
納豆菌は自力で増殖していくので、混ぜ込む手間は不要!

・庭や畑で出た葉や花がら、野菜くずなどを土に埋め、
納豆水をかけるとコンポスト代わりに。

納豆菌の効果

・有害な病原菌の増殖を抑制

病気の発生を抑えてくれます。

ウドンコ病、灰色かび病、
炭疽病に効果があるといわれています。

 

・連作障害の予防ができる

原因となる「センチュウ」という虫を
予防する。

 

・土の中の有機物を分解してくれる

畑などの一部に場所があれば、
穴を掘ってコンポスト代わりになります。

しばらく放置するだけで自家製堆肥の完成!
ゴミの削減に繋がりエコ。

 

・植物の生育が良くなる

有機物の分解時にアミノ酸が発生します。

植物の成長に欠かせない栄養素のため、
根っこの張りがよくなって、
成長促進に繋がるんですよ。

注意点

・病気が発生してからでは効果が感じられないことも…。

予防や、初期段階での対策に使用すると良いでしょう。

 

・葉面に散布のみだと本来の効果が発揮できません。

必ず土壌にも散布しましょう。

 

・安心安全な代わりに、効果が現れるのは緩やかなものです。

すぐに目に見えた効果は感じにくいかもしれません。

 

・納豆菌は酸素がある状態を好みます。

元々の土があまりにも粘土質で酸素量が少ないと、
せっかくの納豆菌パワーを発揮できません。

 

パーライト、ピートモス、バーク堆肥、
もみ殻くん炭、

等を混ぜ込み、
納豆菌が活躍できる土台を作りましょう。

 

 

 

まとめ


いかがでしたでしょうか。

 

納豆水の効果や作り方についてご紹介致しました。

 

身近な存在の納豆が、
実は畑作りに大事な菌だったというのには
驚きです。

 

納豆水を作らなくても、
市販で納豆菌を含んだ土壌改良材が
販売されています。

 

しかし、自分で作るほうが圧倒的に安くすみますよ。

 

安心安全な材料で、
しかもお得に、
畑の土をふかふかにできそうですね!

 

是非、納豆水作りにチャレンジしてみて
くださいね。

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