2月と言えば、節分!
小さい頃に気合い満々で、「鬼はぁ〜外っ!福はぁ〜内っ!」って言いながら豆を投げてました。
そんな私も今では、幼稚園児を育てる母親に。
子供が3歳未満だとあまりきちんと節分をしませんでした。
イヤイヤ期で大変な時期だったため、「もっとしたい!」と大泣きする姿が想像できたからです。
でも、幼稚園児ともなれば結構理解してくれるので少しは安心!
今回は、そんなお子さんと楽しむ豆まきについてのお話です。
節分に豆まきをする由来とは?大豆をまくのはどうして?
幼稚園児の子供だと、何でも気になる「質問期」を迎えている子もいます。
なので、そんなお子さんには、節分とは何か、豆まきとは何かを教えてあげるといいでしょう。
では、ここからは節分と豆まきについて、小さなお子さんに話しかけるように説明します。
節分っていうのは、2月3日にあります。
この次の日に春がやって来るから、
昔の人はこの日に「あけましておめでとう」をしていました。
春が来たら桜やチューリップが咲いて、可愛いお花でいっぱいにしてくれたり、
冬が寒くてネンネしてた動物や虫さんも、よいしょって起きてくるんですよ。
それから、節分には豆まきをします。
病気になったりけがをさせたりする鬼さんがやって来ないように、豆を投げて鬼退治するんです。
そうやって昔からみんな、今年も一年元気でいられますようにってお祈りしていました。
なぜ大豆を投げるかっていうと、
昔あるお山に鬼さんが出て、町の人が困っていたんです。
それを見た神様が、「鬼の目に大豆を投げつけなさい」って教えてくれました。
それで、鬼に大豆を投げたら、鬼が逃げていったそうです。
だから、今でも大豆を投げるんですよ。
私が子供に説明するならこんな感じです。
実際は、途中で「なんでー?どうしてー?」と質問攻めに合うので、こんなスムーズにはいかないでしょう。
なので、お母さん自身が節分や豆まきについての知識を持っておくと、説明しやすいと思いますよ!
豆まきで厄払い!正しい豆まきの方法は?
私が小さい頃、豆まきは玄関でしていました。
お父さんやおじいちゃんが鬼のお面をつけて、外から玄関に向かってきます。
キャーキャー言いながら、鬼めがけて豆を投げつけていたのが印象的です。
でも、これって正しい豆まきの方法ではないんです。
豆まきは、本来その家の長である人が豆をまきます。
つまり、おじいちゃんやお父さんがこれに該当するでしょう。
我が家ではその長に向かって投げつけてしまっていたんですね。
とは言え、お父さんだけが投げていたら、間違いなく子供は自分も投げたがるに違いありません。
なので、そこはカスタマイズしてもOKかと思いました。
豆のまき方についても、我が家は玄関だけでしたが、本当は部屋の奥から玄関までを順番に行なっていきます。
大きな家だとお掃除が大変すぎますね。
なので、これもご家庭の都合に合わせるといいでしょう。
豆をまく時は、まず窓や玄関を開け、「鬼は外」と言いながら外に向けて豆を投げます。
そしたらすぐに窓や玄関を閉めて、「福は内」と言いながら部屋に向けて豆を投げます。
すぐ閉めるのは、厄とされる鬼が入ってこないようにするためです。
これも我が家ではやっていませんでした。
鬼さんが入ってきちゃってたかも知れませんね。
最後は、自分の数え年の数だけ豆を拾って、それを食べます。
そうすることで、新しい一年の厄を払い、元気でいられると言われています。
正しい方法をご紹介しましたが、何はともあれ、家族で楽しむことが1番!
豆まきの方法をうまく考えて、ぜひやってみてください。
まとめ
いかがでしたか?
節分の豆まきは、子供にとっても楽しいイベントです。
お母さんにとっては、恵方巻を作ったり、まいた豆の後片付けなど、
大変なこともあるかと思います。
でも、行事を大切にすることは子供にとって必要なことです。
ぜひ、家族みんなが元気に一年を過ごすことができるよう、素敵な節分の日を迎えてくださいね!