2月のイベントといえば、
バレンタインデーですよね!
手作りのチョコレートと一緒に、
手書きのメッセージカードも
添えるのも素敵ですよね。
そんなとき「バレンタインデー」を、
オシャレに英語で略して書くなら、
どうやって書くのでしょうか?
バレンタインにぴったりの
素敵な英語のメッセージとともに、
解説したいと思います!
バレンタインデーを英語で略すると?
バレンタインデーを英語で正式に書くと、
“Saint Valentine’s Day”
となります。
これを略するには、
SaintとかValentineが
どういう意味なのかを知ると
分かりやすいんです。
バレンタインデーの起源は、
なんと3世紀のローマだと言われています。
この頃のローマでは、
戦争がさかんに行われていました。
兵士たちは、
「愛する人をふるさとに残していると、
戦地から帰りたくなってしまったり、
戦争に身が入らなくなる」
という理由から、
当時の皇帝によって結婚を禁止されていました。
これに反対したのが、
キリスト教司祭のバレンティヌスです。
バレンティヌスは、
兵士たちのために内緒で結婚式を
挙げさせてやり、多くの人から感謝されていました。
皇帝にそのことがばれてしまうと、
皇帝はバレンティヌスに
結婚式をやめるように命令します。
それでも、バレンティヌスは
自分の考えを曲げず、
ついには西暦269年の2月14日に
処刑されてしまいました。
このことから、
ローマの人々は2月14日になると、
バレンティヌスのことを
「聖バレンタイン(Saint Valentine)」
として崇めて、
お祈りをするようになりました。
やがて、恋人たちを守った
聖バレンタインの行いから、
2月14日は「恋人たちの日」として
お祝いされるようになったのです。
これが、バレンタインデーの始まりなんです。
“Saint Valentine”は、なんと人の名前だったのですね。
では、これを略すると、どのように書くのでしょうか?
“Saint”とは、「聖人」のことで、
「徳の高い人、崇拝されるべき人」と
いう意味があります。
“Saint”は、略すると”St.”と表すことができるので、
“Saint Valentine’s Day”は、
“St. Valentine’s Day”と略することができます。
最近では、簡単に”Valentine’s Day”と
書かれることも多いですよ。
“Valentine”の方を略することはありません。
たまに、”V.D.”という略を使う人を見かけますが、
これは性病を意味する略語なので、
使わないほうがいいでしょう。
バレンタインに使えるオシャレな英語メッセージ
バレンタインには、手作りのチョコや、
一所懸命選んだお菓子を、
大切な人にプレゼントしますね。
そこに、英語で書かれた
手書きのメッセージカードなんて
添えてあると、とってもオシャレですよね!
「日本語で直接的に
気持ちを伝えるのは恥ずかしい…」
なんて人にも、英語のメッセージはおすすめです。
ここからは、気持ちを伝えるのに
ぴったりな英語のメッセージをまとめました!
ぜひ参考にしてみてくださいね。
Be my Valentine.
「私の大切な人になって」
Valentineが大切な人を表すなんて、
とってもオシャレ!
好きな気持ちを
ストレートに伝えるのは恥ずかしくても、
この表現なら書けそうですね。
You’re my Valentine.
「あなたは私の大切な人です」
こちらも、Valentine=大切な人を
使ったメッセージです。
恋人に当てた手紙に書けば、
どういう意味か分かったときに、
きっと喜んでもらえますよ。
With all my love on Valentine`s Day.
「バレンタインデーにたくさんの愛をこめて」
英語のメッセージらしい表現です。
バレンタインという言葉が入っていると、
より特別なプレゼントで
あることを演出できそうです。
I love you from the bottom of my heart.
「心の底から愛しています」
相手への愛情の深さを感じる言葉ですね。
英語で書くとぱっと見わからないですが、
簡単な単語ばかりなので、
相手にも伝わりやすいメッセージです。
Happy Valentine’s Day with lots of love!
「ありったけの愛を込めて、
バレンタインおめでとう!」
明るい雰囲気のメッセージなら、
こちらはいかがですか?
大好きという気持ちを、
気楽にたのしく伝えられますよ。
まとめ
今回は、バレンタインデーを
英語で略するとどのように書くのかについて、
解説しました!
もともと、バレンタインデーは、
昔のローマで結婚を禁止されていた
兵士たちのために尽力した
聖バレンタインという
キリスト教司祭に祈りを捧げる日でした。
そのため、Saint Valentine’s Dayと書き、
Saintを略して、St. Valentine’s Day
と書くことができます。
V.D.などの略は違う意味になってしまうので、
使わないようにしてくださいね。
バレンタインデーのプレゼントに、
正しく略した”St. Valentine’s Day”とともに、
素敵な英語のメッセージも添えると、
きっと喜んでもらえますよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね。