大学の卒業式。
それは今まで経験してきた卒業式とは
ちょっと違った胸の高鳴りや
緊張感があります。
いつもと違う装いだからなのか、
もう少しで社会人になるという
期待と不安が現れているのか。
なんとも表現できない感覚がありますよね。
一生に一度きりの大学の卒業式なので
思い出に残るものにしたいと
思っているあなた。
そこで迷うのが
着物や袴に合うメイクではないですか?
「いつもと同じメイクでは
着物や袴に合わない気がするけど、
どういうメイクが正解なのか分からない」
と悩んでいる学生は意外と多いです。
私もその中の一人でした。
そこで今回は着物や袴の格好に合うメイクの仕方や
ポイントをまとめてみました!
思い出に残る卒業式にするための
手助けになれれば嬉しいです。
袴に似合う和装メイクのやり方
まず、和装メイクをするときに
気をつけて欲しいポイントがあります。
それは「ナチュラルすぎず派手すぎず」です。
「そんなの分かりにくいよ!」と思ったあなた。
大丈夫です。
詳しく説明していきますね。
最近の流行でもあるナチュラルメイクだと
着物や袴の華やかさに負けて
顔の印象がぼやけてしまうことがあります。
逆にパールやラメ感の強いアイシャドウや、
ボリュームたっぷりのつけまつ毛を使ったメイクでは
和装にマッチしません。
和装にはパッチリした目というよりも
日本人らしい切れ長の目元の方がしっくりきます。
次は顔のパーツごとのメイクのポイントを
ご紹介していきます。
目元
眉毛は日本人らしい顔に近づけるために
太めに描きましょう。
ただ全体的に太くしてしまうと
オシャレ度が下がってしまいます。
内側を太めにし、
眉毛の山になっているところまで
しっかりと描いていき、
山から目尻に向けて細く描くようにすると
綺麗に仕上がります。
アイシャドウは
着物や袴に合わせた色を使いましょう。
例えば着物が赤色で袴が緑色の場合は
赤ベースのアイシャドウか
緑ベースのアイシャドウを使うと
統一感が出て一気にオシャレ度がアップします。
またアイラインは太くせず細めに描くことで
日本人らしい切れ長の目元に仕上がります。
チーク
チークは頬骨の出っ張った部分から
こめかみにかけて色をつけていきます。
頬の中心に色をつけてしまうと
幼く見えてしまうのでやめておきましょう。
チークに使う色は普段使っているものよりも
やや濃いめの色がおすすめです。
着物や袴が暖色系ならオレンジ色、
寒色系ならピンクや赤系の色を使いましょう。
暖色系と寒色系の
どちらの色も使われているのであれば
赤色のチークを使うと
色味のまとまりがあって綺麗に仕上がります。
口元
リップは選んだ着物の色に
合わせるようにしましょう。
着物が暖色系なら赤みの強いリップを使用し、
寒色系ならオレンジやベージュのリップを
使用すると全体的にも統一感が出ます。
卒業式でプロにメイクしてもらうのもアリ
「普段からあまりメイクをしないから
自分でメイクをして失敗したくない」
という方や、
「せっかくの晴れ舞台だから
メイクもプロに任せたい!」
という方は着付けとヘアメイクが
セットになっているプランもあります。
金額は少し高くなってしまいますが、
選んだ着物や袴に合う色を提案してくれますし、
自分のイメージを伝えれば
理想的なメイクに仕上げてくれるので
プロに任せてみる価値アリです!
メイクもセットでご希望の場合は
着付けを予約したお店に
問い合わせてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
「メイクに自信がない」という方は
自分が選んだ着物や
袴の色に合うコスメを今のうちから購入し
練習するのもいいかもしれませんね。
自分に合う色や挑戦してみたい色を選んで
特別なメイクと卒業式を
思う存分楽しんできてください!