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仏壇にお供え物をするときの向きはどっち?お参りのマナーもチェック




お供え

お盆やお正月、帰省したときなど、
家の仏壇にお供え物をする場面は、
意外と多くあります。

ところで、仏壇にお供え物をするときの
正しい向きってご存知ですか?

実は、
のしが自分の方から見て読める向きになっているのが
正解なんです。

これには、きちんと理由があるんですよ。

他にも、仏壇にお参りするときには
いろいろなマナーがありますので、
合わせて分かりやすく解説したいと思います!

大切な知識ですので、ぜひ参考にしてくださいね。

お供え物は仏壇に向ける?自分たちに向ける?

そもそも、仏壇は何のために家にあるのでしょうか?

元々は、お寺に祀られている仏様を、
家でも仏具や仏像を飾って
祀れる(まつれる)ようにしたものでした。

いわば、「家の中にある小さなお寺」
いったものだったようです。

ですが時代は流れ、現代では、それよりも

「ご先祖様や亡くなった家族をお祀りして、
お話する場所」

という認識に変わってきました。

あなたも、仏壇に手を合わせるときは、
仏様にというよりは、
おじいさんやおばあさんなど亡くなった家族
思い浮かべていませんか?

現代でも、仏壇はあくまで、

「仏様を祀る場所で、ご先祖様や家族の位牌は、
隣に置かせてもらっている」

というのが本来の形ですが、
ご先祖様や家族を思うことができる大切な場所として、
仏壇は日本人の心のよりどころとなり続けています。

そんな仏壇に、お供え物をすることがありますね。

お供え物には、仏様やご先祖様に、
感謝の気持ちを込めた贈り物の意味があります。

では、お供え物は、
どのような向きで置くのが正解なのでしょうか?

特に、お盆やお正月、命日などには、
のしをかけたお供え物を準備しますが、
その文字は仏壇から見て読めるように置くと
よさそうに思いますよね。

実は、正しい向きは、

「自分から見て読める向きで置く」

なんです!

これには、ちゃんと理由があります。

仏教では、私たちが仏様に善い行いをすると、
仏様は慈悲によってその行いを
私たちに返してくださるとされています。

お供え物も同じで、
私たちが仏様やご先祖様に贈った品物を、
私たちに返してくださいます。

とはいえ、
仏様は自分でお供え物の向きを変えられません。

そのため、お供え物は、
はじめから私たちから見て読める向きで
置くのが正解なんですよ。

仏壇に置いたお供え物を、
しばらくしてから自分たちがいただくことを、
「お下がり」といいますが、
これは仏様から私たちに下げていただくから、
そのように呼びます。

なお、お香典なども同じ理由で、
自分の方から読める向きで置けばOKですよ。

覚えておいてくださいね。

仏壇をお参りするときの手順&マナーをおさらい

お供え

お供え物の正しい置き方は分かりましたが、
そもそも仏壇をお参りするときって、
あなたはどんなふうにしていますか?

父親や母親がやっていたのをなんとなく見ていて、
それを真似してる…という人が
ほとんどではないでしょうか。

そうなんです。

正しいお参りの仕方を知っている人って、
実はあまりいないんですよね!

というわけで、これを良い機会として、
正しい仏壇のお参りの仕方やマナーについても、
一緒に知っておきましょう!

具体的な手順を知る前に、
まずは仏壇をお参りする理由を再確認です。

仏壇は、
「仏様やご先祖様に日頃見守っていただいていることを
 感謝したり、ご先祖様を思い出して想いを馳せたり、
 最近の出来事をお話ししたりする」
ために、お参りします。

そのことを頭に入れた上で、
お参りの仕方をみていきましょう!

①仏壇の前に正座をして、
一礼する。

②お供え物を置く。
さきほど説明したように、
自分から見て文字が読める向きに置きましょう。

③お線香とろうそくに火を灯し、
手を合わせる。
お線香についた火を、息でふーっと消すのはマナー違反です。
手であおぐようにして消しましょう。
読経を行うときは、このときに行います。
お鈴は、読経の前後に鳴らします。

④最後にもう一度、一礼し、ろうそくを消す。
ろうそくの火も、手であおいで消しましょう。
後にもお参りする人がいるときは、
ろうそくの火はそのままでも大丈夫です。

これは一般的なお参りの流れです。

宗派によって、細かく異なることもありますので、
わからないときは家族や親族の方に聞きましょう。

決して失礼なことではなく、
知ろうとする気持ちはとてもよいことなので、
大丈夫ですよ!

手順やマナーも大切ですが、
やはり一番は「仏様やご先祖様を思う気持ち」です。

お参りのときは、
ぜひその気持ちを大切にしたいですね。

まとめ

お供え

今回は、「仏壇にお供え物をするときの正しい向き」について
解説しました!

仏壇は、仏様やご先祖様を祀る場所で、
お供え物は感謝の気持ちを込めて贈る物です。

仏教では、仏様は私たちが善い行いをすると
それを返してくださるとされているので、
お供え物も私たちに返してくださいます。

そのため、お供え物は私たちから見て
のしの文字が読める向きに置くのが正解なんです。

これは、お香典などでも同じですよ。

仏壇やお供えの意味を知ると、
お参りするときの心構えがまた違ってきますね。

ぜひ参考になさってくださいね。

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