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お食い初めの煮物に意味がある!?素敵な意味があるんです!




お食い初め

赤ちゃんの健やかな成長を祈る、お食い初めの行事。

お祝い膳にはさまざまなお料理が並びますが、それぞれに大切な意味が込められています。

ところで、お赤飯や尾頭付きの鯛などは、なんとなくおめでたいと分かりますが、「煮物」にはどんな意味があるかご存知ですか?

もちろん、煮物にも素敵な意味があるんです。

お食い初めの煮物の意味を一挙解説!深くて素敵な意味とは?

お食い初めとは、赤ちゃんの生後100日に行うお祝いの行事です。

「これからずっと食べ物に困ることなく、健康に育ちますように」という願いを込めて、お祝い膳を食べさせる真似をします。

お祝い膳には、
・ご飯
・お魚
・お吸い物
・煮物
・香の物
を準備するのが一般的です。

これらの食べ物には、それぞれ子どもの成長を祈る大切な意味があります。

たとえば、ご飯はお赤飯にすることが多いですが、赤には魔除けの意味があり、「赤ちゃんに災難や病気が降りかかりませんように」との願いが込められているのです。

では、煮物には一体どんな意味が込められているのでしょうか?

煮物といっても、いろいろありますよね。種類はなんでもいいのでしょうか?

お食い初めの煮物の種類は、地域によってさまざまなんですが、よく用意されるのは「筑前煮」です。

筑前煮は、おせち料理などおめでたい席で食べられることが多い煮物です。

その理由としては、

・山のものや海のものなど、たくさんのさまざまな食材が一つのお鍋で煮られることから、「家族がみんなで仲良く、末長く繁栄するように」という意味が込められること。
・おめでたい食材をいろいろと入れられること。

だと言われています。

筑前煮に入れる食材は、地域や家庭によってさまざまですが、よく入れられるのは以下の食材です。
それぞれのおめでたい意味を確認してみましょう!

・れんこん
穴のあいたれんこんには、「先を見通すことができる」という願いが込められています。

・里芋
里芋は、一つの種芋からたくさんの小芋ができることから、「子宝・子孫繁栄」の意味があります。

・ごぼう
ごぼうは地中深くまでしっかりと長く根を張っています。そのため、「一族の末長い繁栄」を祈って入れられます。

・こんにゃく
筑前煮に入れるこんにゃくは、真ん中に切れ目を入れてねじる「手綱こんにゃく」にします。こんにゃくがまるで結んであるように見えることから、「縁結び」の意味が込められます。

・椎茸
六角形に飾り切りをすると、「長寿」を表す亀の甲羅に見えるため、おめでたいものとして入れます。

・人参
人参を縁起物の梅の形に切って飾ります。彩りにもなるので、ぜひ入れたい食材です。

・くわい
くわいといえば、芽が出ますね。この芽が出世をイメージさせるため、縁起が良いとされています。ただ、お正月以外は手に入れにくいため、無理に入れる必要はないですよ。

お食い初めの煮物を簡単に作れるレシピを伝授します。

お食い初めの煮物には、筑前煮がおすすめということが分かりましたね!

でも、「お食い初めのお料理を手作りしたいけど、筑前煮って、具材が多くて作るのが大変そう…」と思っていませんか?

確かに具材はたくさん必要ですが、実は切ってしまえば後はまとめて煮るだけの簡単メニューなんですよ!

ここで、赤ちゃんのお世話に大忙しのパパママでも簡単に出来ちゃう、お食い初めに使える筑前煮レシピをご紹介します。

お食い初めで使うのは少しですが、まとめて煮て、パパママの晩ご飯にも回しちゃいましょう!

切ったら煮るだけ!お食い初めの簡単筑前煮の作り方

○材料(2〜3人分)
・れんこん…4cm
・里芋…4個
・ごぼう…1本
・こんにゃく…1/4枚
・椎茸…4枚
・人参…4cm
・くわい…4個
・鶏肉…150g
・だし汁…2カップ
・醤油…大さじ2
・みりん…大さじ2
・砂糖…大さじ1.5
・塩…少々

○作り方
①食材をきる。
・鶏肉は一口大に切る。
・れんこんは皮をむき、7mm厚の輪切りにする。花形に切ると華やかです。
・里芋は、皮をむき、一口大に切る。塩でもんでぬめりや汚れをとったら、水にさらす。煮る直前には、キレイに洗う。
・ごぼうは、皮をこそぎ、乱切りにして、酢水にさらす。
・こんにゃくは、5x3cmくらいの大きさ・7mm厚の短冊状に切ったら、真ん中に縦に切り込みを入れ、そこに片側を入れて手綱にする。
・椎茸は、軸をとり、六角形に切る。
・人参は、皮をむき、7mm厚の輪切りにしたら、花形で抜く。
・くわいは、芽を折らないように注意して、皮をむく。芽の先を少し斜めに切り、水にさらす。

②油を熱した鍋で、鶏肉を炒めたら、れんこん・里芋・ごぼう・人参・こんにゃく・椎茸・くわいを順に加えて炒める。

③だし汁と砂糖を加えて、煮たったら灰汁をとり、落とし蓋をして10分煮る。砂糖は醤油より先に入れておくと、味が良く染みる。

④醤油とみりんを加えて、さらに10分煮る。

⑤火を止めたら、鍋のまま冷まして味を含ませて、完成!

まとめ

今回は、お食い初めのお祝い膳の一つである煮物の意味について、ご紹介しました!

煮物は、一般的におめでたい席で食べられる筑前煮が用意されます。筑前煮には、子孫繁栄の里芋、先を見通すれんこん、出世のくわいなど、縁起の良い食材をたくさん入れられるからです。

筑前煮は作るのが大変なイメージがあるかもしれませんが、食材を切ることだけ頑張れば、あとはまとめて煮るだけです!

赤ちゃんの大切なお祝いを、ぜひ美味しい煮物で彩ってくださいね。

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