初詣で家族そろっておみくじを引く。
とっても楽しいひと時ですよね。
我が家も毎年恒例の行事になっています。
昨年は、私が「大吉」を引き大喜び。
すると娘が寄ってきて
「お母さん、小吉って悪いの??」
と悲しそうに聞くのです。
確かに小吉はすごく良いわけではないけれど
悪いわけでもない…。
大吉と大凶はわかるけれど、
それ以外って案外順番がはっきりわかっていないことに
気が付きました。
そこで今回は、意外と知らない正しいおみくじの見方
についてお話ししたいと思います。
意外と知らないおみくじの順番。一覧でご紹介します!
実はおみくじの吉凶にはさまざまな種類があります。
これは神社やお寺によって異なるようです。
しかし一般的には、大吉から大凶まで
7つまたは9つの順に振り分けられます。
*7つの場合
良 ①大吉
②吉
③中吉
④小吉
⑤末吉
⑥凶
悪 ⑦大凶
*9つの場合
良 ①大吉
②吉
③中吉
④小吉
⑤半吉
⑥末吉
⑦末小吉
⑧凶
悪 ⑨大凶
さらに大吉の上に『大大吉』のある
神社もあるそうです。
また、吉か凶か判断できない『未分』や、
良くも悪くもなく平穏という意味の『平』
というランクもあり、
吉凶を示さないおみくじも存在します。
しかし吉凶はあくまでも
神様からのお告げの目安。
大凶が出たからと言って
落ち込みすぎることはありません。
大切なのはおみくじに書かれた言葉なのです。
項目の意味、ちゃんと知っていますか?
知れば知るほどためになるおみくじの意味
上でも述べたように、
おみくじで大事なのは吉凶の判断ではありません。
それよりも、神様からのメッセージを受け取ることが
大事なのだそうです。
では、そのメッセージは
どこにかかれているのでしょうか?
それはおみくじの一番上にかかれている、
お告げの和歌に秘められているのだそうです。
和歌のそばには、
その意味が分かりやすく解説されています。
これが本来の運勢と言っても良いでしょう。
これをよく読めば、今の自分の知りたいことに
どう対応したらよいのかヒントをもらうことができるはず。
そして一番下に書かれてある様々な項目。
これは全部見て、合っている…はずれている…と
判定するのではありません。
自分が知りたいと思う項目だけを確認しましょう。
この項目は、よくある願い事をあらかじめピックアップして
理解しやすいようにしたものです。
では代表的な項目の意味を少しお話ししましょう。
・待ち人 ・・・ 自分を幸せに導いてくれる人のこと
・争いごと ・・・ 他人とのいさかい、喧嘩や訴訟
・失物 ・・・ 失くしものについての暗示
・旅立ち ・・・ 旅行、出かけること
・家移り ・・・ 引っ越し、転居のこと
・縁談 ・・・ 結婚に関係した出逢いのこと
これらの項目の中でも
特に『待ち人』は恋人のことと
勘違いしている方は多いのではないでしょうか?
恋人だけではなく
自分を幸せに導いてくれる人だと知れば、
その一年に現れるかどうかは
とても気になりますよね。
私は子どもが引いたおみくじも、
ここは必ず見るようにしているんですよ。
また、『こどもみくじ』は
内容がとてもわかりやすくなっています。
ひらがなで書かれていたり、
友達や勉強、健康についても
詳しく書いてくれているので、
小学校低学年くらいまでは
『こどもみくじ』の方が良いかもしれませんね。
まとめ
おみくじはその年の自分が
ラッキーかどうか知るための
運試しではありません。
自分がどうなりたいか、
願いや悩みを神様に相談し
アドバイスをもらうためのものなのです。
吉や凶で判断して、他を読まないで
神社の枝に結びつけてしまうのは
もったいない事。
子どもと一緒に和歌やその説明を読んで、
かみ砕いて伝えてあげましょう。
凶が出たらなおのことその必要があります。
おみくじは、その年のその人の幸せを願うものです。
家族が幸せな一年を過ごせるように、
おみくじで神様からのアドバイスを
聞いてみてくださいね。