風邪などで熱が出たときに、早く熱を下げるためには
水枕をあてるとよさそうですよね。
でも、水枕ってどこに行けば買えるのでしょうか？
実は、身近なドラッグストアやホームセンターで
買うことができるんです。
ですが、そもそも水枕って
熱を下げる効果はあるのでしょうか。
詳しく解説したいと思います！
水枕ってどこに売ってる？効果は？
水枕というのは、
中に水を入れることができる袋状の枕のことです。
材質はビニールやシリコンが多いです。
冷たい水を入れて、
頭にあてるとひんやり気持ちよく、
昔から熱が出たときに重宝されていますね。
アイスノンなど冷却ジェルが入っていて、
冷凍庫で冷やすものもあります。
ちなみに、袋の中に氷を入れると
「氷枕」と呼ぶのですが、
最近は水枕と氷枕とを明確に区別していないことが
多いようです。
水枕と氷枕は同じモノを指すことも
水枕を探していたり、
水枕のことを調べていたりする場合は、
氷枕と言い換えると見つかることもありますよ。
そんな水枕ですが、
家にないときはどこに行けば買えるのか
ご存知ですか？
実は、お近くのドラッグストアや
ホームセンターに売られています。
売り場はお店によってまちまちなのですが、
絆創膏や包帯、体温計の売り場に
置かれていることが多いようです。
わからなければ、店員さんに聞いた方がいいでしょう。
水枕はネットで買うことも可能
もしお店に売られていなければ、
ネットでも購入することが可能です。
ドラッグストア系のネットショップはもちろん、
Amazonや楽天、ヨドバシカメラなどの
総合ショップにも売られていますよ。
水枕も使い方次第では熱は下げられない
ところで、水枕は発熱したときに
後頭部にあててよく使われますが、
本当に熱を下げる効果があるのか、
疑問に思ったことはありませんか？
なんと、水枕を後頭部にあてていても、
熱を下げる効果はないんです！
それよりは、冷たくて気持ちよくて、
ホッとした気分になれるリラックス効果のほうが
大きいと言えます。
ただし、水枕も正しい使い方をすれば
熱を下げてくれます。
脇や股関節、首といった、
太い血管が皮膚の近くを通っている場所を
冷やすのです。
そうすると血管の中を通る血液が冷やされて、
冷たい血液が身体を巡ることで、
熱が下がる効果があるんです。
水枕で熱を下げたいというときには、
ぜひ試してみてくださいね。
水枕以外で、発熱時にすぐできる対処方法は？
「水枕だけでは熱がうまく下がらない」というときは、
他の方法も併用するのがおすすめです。
・解熱剤を使う
もっとも手っ取り早く、
効果が出やすいのは、
解熱剤を使うことです。
市販薬もありますが、
副作用や飲み合わせなどの問題があるため、
できれば病院で処方されたものを
使うことがおすすめです。
・熱を下げるツボを押す
身体にはいろいろなツボがありますが、
なんと熱を下げるツボもあるんです。
「魚際(ぎょさい)」という手の親指の付け根にあるツボや、
「大椎(だいつい)」という首の後ろのツボを揉むと
効果が出るとされています。
・お風呂で汗をかく
「熱が出たら、汗をかくとよい」と
聞いたことはありませんか？
確かに、汗をかくと熱が下がりやすくなりますが、
これは身体のつらさが落ち着いてきているときに
有効な方法です。
熱が高くて身体がだるいときは、
身体を休めることが最優先です。
お風呂に入ることは、
とても身体に負担のかかることなので、
無理をする必要はありませんよ。
・温かい食べ物や飲み物をとる
温かいものをとったり、
生姜や根菜類など身体を内側から温める食べ物を
とったりすることで、発汗がうながされて、
熱を下げる効果が期待できます。
ただし、熱が高くて冷たいものしか
飲めないというときは、無理しなくて大丈夫。
水分補給が大切なので、
飲めるものを飲みましょう。
余裕が出てきたら、
食べ物や飲み物に気を付けてみましょう。
まとめ
今回は、水枕がどこに売られているのかについて
解説しました！
袋の中に水や氷を入れて、
頭などにあてる水枕ですが、
ドラッグストアやホームセンター、
ネットショップで簡単に買うことができます。
お店によって売り場がまちまちですので、
絆創膏や包帯、体温計の売り場周辺になければ、
店員さんに聞く方がいいですよ。
実は、水枕を頭にあてても、
熱を下げる効果はありません。
脇や股関節、首など太い血管が通る部位にあてると、
効果が期待できますので、試してみてくださいね。
