「絵を描くのが苦手…」
「絵の具で色を塗るなんてもっと無理…」
というママやパパはいませんか?
それでもやってくる子どもの
夏休みの宿題の中に、
ポスター作りがあることも多いです。
せっかくやるなら、
上手にポスターを作るためのコツを知って
子どもにアドバイスしてあげたいと
思いますよね。
そこで今回は絵の具を塗る順番など、
水彩絵の具を使うときのコツ等を紹介します。
ぜひ参考にしてください♪
絵の具を塗る順番のポイントは、色の明るさ?
絵の具って塗る順番を守らないと、
紙の上で色が濁ってしまって失敗して
しまうこともあります。
どんなに下書きが上手にできたって
色塗りで失敗すると台無しですよね…。
絵の具を塗る順番を
今回はしっかりと学んでみましょう♪
といってもとても簡単なので
安心してください。
覚えておくことは
『明るい色を塗ってから暗い色を塗れば良い』と
いうことです。
きっとママやパパも幼い頃に
絵の具を使って水彩画を描いたことが
ありますよね。
そのとき、最初に黒い絵の具を塗ってしまい、
他の色を重ねることができなかった経験は
ありませんか?
黒や紫などの暗い色を先に塗ってしまうと
修正がしにくいんです!
まずは白や黄色、うすだいだい色等といった
色の明るいものから塗るようにしましょう。
他にもある!絵の具で塗るときのコツ!
絵の具で塗る時のコツは
先程紹介した水彩をつかう順番の他にも
あります。
パパやママも、
学生のときに習っていることも
あるかもしれません。
きっと読んでいくうちに
思いだしてきますよ♪
絵の具で塗るコツ① パレットに出す量
私は以前、教育現場で
仕事をしていた経験があります。
よく子どもたちが絵の具を使う場面を
見てきたのですが、
一番多い子どもあるあるが、
「パレットに絵の具を出し過ぎる」
ことです。
ブチュ~っと絵の具を
大量に出し過ぎてしまい、
結局全部使い切ることなく固まってしまった…
なんてことがよくあるのです。
パレットに絵の具を出すときは、
小指の爪くらいの量を出すようにします。
絵の具で塗るコツ② 筆洗いの水の使い方
筆を洗うために、
水を入れておく筆洗いを
必ず準備しますよね。
その筆洗いには
約3つの部屋が準備されています。
実はその各部屋には役割があるのです。
一つが筆を洗う場所、
もう一つは筆をすすぐ場所、
最後はきれいな水を筆につける場所です。
子どもたちは部屋なんて関係なく、
とにかく水で筆を洗うことが多いです。
そうするとあっという間に
筆洗いの水は濁ります(苦笑)
濁った水で筆を洗おうとしても
なかなかきれいに絵の具は落ちません。
汚いままの筆で新たな色をつけると
綺麗な色は出ません…。
筆洗いの使い方を最初に伝えてあげましょう♪
絵の具で塗るコツ③ 穂先で塗る
子どもは広い面積を塗る時、
筆を横に倒して塗ることもあります。
なかには毛を逆立てながら
塗ることもあります。
それはNGです。
すぐに筆が傷んでしまい
使いものにならなくなります。
絵の具を塗るときは
穂先で塗ることが大切です。
あまり力を入れ過ぎず、
スーッと優しく塗るように
心がけてみましょう!
まとめ
絵の具は色鉛筆とは違い、
塗り方を間違えてしまうと、
色が混じり合い
汚くなってしまうんです。
子どもは特に絵の具の正しい塗り方やコツも、
あまり知らない子もいるので
失敗することもあります。
失敗して学んでいくこともあるのですが、
夏休みの宿題であるポスター作りで
失敗はなるべくさせたくないですよね…。
何度も挑戦させる時間もないほど
パパやママも忙しいと思います。
今回紹介した絵の具の塗り方の順番やコツを
ぜひパパやママたちがお子さんに
教えてあげてくださいね♪
夏休みの宿題のポスター作りなどが
少しでもラクになると嬉しいです!
親子で楽しんで絵の具を使ってくださいね♪