産後に体重が戻らなくて、
ダイエットをしたい!
でも、足腰がもともと悪かったり、
運動には自信がない…
そんな理由で
ダイエットに踏み切れないママも
多いのではないでしょうか?
そんなあなたのダイエットには、
負担が少なくて簡単な
プールでの水中ウォーキングが
おすすめなんです!
今回は、その理由と
歩き方をお伝えします。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
プールでのウォーキングは有酸素運動なのでダイエットの基本・脂肪燃焼に効果的
ダイエットには
有酸素運動が効果的と言われているのは、
ご存知の方も多いかもしれません。
有酸素運動とは、
酸素を十分に体に取り入れながら
行う運動をすることです。
20分以内の有酸素運動では
糖質をエネルギーとするのですが、
20分以上の有酸素運動になると
脂肪をエネルギーとします。
また、息が切れて
心臓がドキドキするような辛い運動になると、
十分な酸素の取り込みが望めません。
そのため、長時間続けられるような
負荷の軽めな有酸素運動こそが、
脂肪を燃焼してくれるため
ダイエットに効果的というわけです。
ダイエットに適した
有酸素運動としておすすめされるのは、
・水泳
・ウォーキング
・サイクリング
・ジョギング
・階段昇降
・なわとび
・トランポリン
・ダンス
などが挙げられます。
プールでのウォーキングも、
その一つです。
陸上でのウォーキングに比べて、
水圧や水の抵抗力がかかるため、
血のめぐりが促進されやすく、
運動の負荷にもなってくれるので、
効率的に
有酸素運動をすることができるのです。
プールの浮力のおかげでウォーキングでも負担が軽いダイエット法
さきほど挙げた有酸素運動の多くは、
体・・・特に膝や股関節、
腰などの関節へ
負担がかかるものですね。
もともと関節に不安があったり、
妊娠・出産を機に
腰を悪くしてしまったママさんには、
少しハードルが高い
ダイエット方法かもしれません。
そんな方にこそ、
プールでの運動によるダイエットが
おすすめなんです。
水につかると、浮力が生じるため、
関節への負担が軽くなるからです。
スポーツ医学やリハビリの分野でも、
膝の靭帯を損傷したアスリートや
腰の手術をした患者のプールでの
運動の有効性が認められています。
陸上での運動に比べて、
水圧があることで
心臓への負担も軽くなるので、
あまり運動をしてこなかった方や
体の弱い方にも
負荷を少なくすることができます。
ただ、水泳で有酸素運動をしようとすると、
長時間泳げる必要がありますので、
難しい方も多いと思います。
でも、ウォーキングなら、
「自分にも有酸素運動ができそう!」
と思えますよね。
さあ、プールでのウォーキングを
始めたくなってきましたか?
でも、ちょっと待って!
どうせ運動するなら、
より効果的な
水中ウォーキングの方法を知って、
ダイエットの近道を目指しましょう!
身体の中でエネルギーを
最もたくさん消費するのは、
筋肉です。
脂肪を燃焼させたいなら、
筋肉をしっかり使った
有酸素運動をするといいわけです。
ここからは、筋肉を意識した
ウォーキング方法を
3つお伝えしますね。
①前歩き
普通に歩くだけでなく、
できるだけ大股で歩くようにします。
足を前に出すときは、
足の指先で地面をしっかり蹴り、
太ももの前の筋肉痛(大腿四頭筋)と
腹筋(腹直筋)の力を使って
前に進むように意識します。
支えているほうの足は、
体がふらつかないように、
腹筋とお尻に
しっかり力をいれましょう。
②後ろ歩き
お尻(大臀筋)と
太ももの後ろの筋肉
(大腿二頭筋)を使って、
足を後ろに蹴り出して進みます。
水圧がかかり、
かなりふらつきますが、
支えている方の足とお尻と腹筋で
しっかり姿勢を保つようにしましょう。
お尻に力を入れることで、
ヒップアップや
骨盤底筋群のゆるみにも
アプローチできますよ。
背筋も使うことができるので、
腰痛改善も期待できます。
③横歩き
カニ歩きのように、横を向いて、
片方の足を前に進めたら、
もう片方の足を
横にそろえるように近づける・・・
を繰り返して進みます。
このときには、
お尻の横の筋肉(中臀筋)を使います。
腰に手を当てると、
骨盤に触れますよね。
そのすぐ下にある
小さな丸い筋肉です。
あまり有名な筋肉ではないですが、
骨盤を支えるのに
とても重要な筋肉です。
ここを鍛えると立ち姿勢や
歩き方がとても楽になり、
腰痛や股関節・膝関節痛改善も
期待できます。
中臀筋を使って片方の足を横に出し、
もう片方の足は
内ももの筋肉(内転筋)を使って
横にそろえます。
はじめに右足から進んだなら、
次に左足から進む方向も行いましょう。
まとめ
今回は、ダイエットに
プールでのウォーキングを
おすすめする理由と、
その方法についてお伝えしました!
プールでのウォーキングは、
浮力により関節への負担は軽減できますが、
水圧や水の抵抗力がかかる分
負荷をかけることができるので、
ダイエットにぴったりの
有酸素運動になります。
ウォーキングを行う際は、
エネルギー消費が大きい筋肉を
しっかり意識することをおすすめします!
ダイエットだけでなく、
骨盤底筋群のひきしめや、
腰痛などの改善も期待できますよ。
プールでのウォーキングで、
楽しくダイエットしましょうね。