節約を頑張っているそこのあなた!
食費やお小遣いなどだけでなく、節税もちゃんと考えてますか?
節税になる方法といえば、最近よく聞くNISAやiDeCoですよね。
でもなんだか難しそう…と思って、手を出せずにいませんか?
今回は、話題のNISAとiDeCoについて、分かりやすく解説します。
違いを知って、節税に取り組んでみませんか!
NISAってなに?積み立商品ののNISAとiDeCoはどう違う?併用はアリ?
まず、NISAとiDeCoとは、それぞれ何なのでしょう?
NISA(少額投資非課税制度)は、
年間120万円までの株式や投資信託などの金融商品で得た利益が
5年間非課税になる制度です。
iDeCo (個人型確定拠出年金)は、
毎月決まった掛金を自分で投資信託・定期預金・保険などの金融商品で運用して、
60歳以降に受け取るという、個人年金制度です。
利益は非課税で、掛金で所得税・住民税が控除されます。
うーんなんだか難しい言葉が並びましたが・・・。
いち主婦である私が説明するとしたら、
NISAとiDeCoの違いは、かなりざっくり言うと
「進学やマイホームなどのライフイベントの資金の積立=NISA」
で、
「60歳以降の老後資金の積立=iDeCo」
といったところでしょうか!
NISAは積み立てたお金がいつでも引き出せるので、
「○年後のマイホーム資金のためにお金を貯めたい!」といった
目標のある資金作りにおすすめです。
定期預金だと最近はかなり利率が低いですが、
NISAで同じお金を運用して、
利益が出たら嬉しい上にさらにそれが非課税になるので、
普通に貯金するよりお得になる可能性が高いです。
ただし、掛金は所得控除にはなりません。
一方、iDeCoは年金なので、60歳以降にしか受け取れないのです。
ただ、iDeCoは利益が非課税になるだけでなく、
掛金が全額所得控除の対象となるのです!
これがものすごい節税になります!
NISAにはこれがありません。
老後資金作りとして、この金額を貯金する!と決めているなら、
絶対iDeCoがいいことが分かりますね。
同じ金額を積み立てていても、定期貯金やNISAでは所得控除にはなりませんからね。
つい貯金を引き出したくなる…という意志の弱い方にも、
iDeCoは60歳まで嫌でも引き出せないのでいいですよ。
NISAとiDeCoの併用ももちろん可能です。
老後の資金作りをiDeCoでしながら、数年先のライフイベントの資金作りをNISAでする、
というふうにダブルで資産運用している方も、最近増えてきているようです。
NISAやiDeCoを始めるなら、まずその資金作りの目標を明確にすると、
どちらが自分に合っているか分かりますよ!
賢いママの積み立てはNISA?子育て世代にnisaの評判を聞いてみました
先ほど、「NISAでライフイベントの資金作りをする」…とお伝えしましたが、
ライフイベントが山積みの子育て世代に、NISAはとってもおすすめできるんです。
マイカーの購入・マイホームの購入など、色々と大きなお金がいることがありますが、
子育て世代にとって一番気になるのは、子どもの進学のためのお金=学資金の準備です。
子どもの将来のために、親として出来るだけお金の心配はかけたくないですよね。
これまでは、学資保険に加入して、大学進学などに備える方が多かったですが、
ここ数年はマイナス金利の影響で、
学資保険の返礼率(=かけたお金に対して、返ってくるお金)は
どんどん下がってきています。
そこでNISAを考える方が増えてきているんです。
リスクは少ないけれど利益がかなり少なくなってしまった学資保険に比べると、
NISAなら利益を増やせる可能性があり、しかもその分が非課税なので、
NISAで学資金を準備しよう、というわけです。
とはいえ、
「NISAに興味はあるけど、よくわからないから始められていない…」
というパパママが多いのが現実ではあるようです。
NISAは少額から始められて、いつでも積立金が引き出せるので、
まずは少しから始めてみる、という方もいます。
ただし、ジュニアNISAを選ぶと、18歳まで引き出せないので、注意してくださいね。
NISAはあくまで投資型の商品なので、元本割れするリスクもあります。
勉強も必要ではありますが、節約が気になるならぜひ考えてみてくださいね!
まとめ
今回は、最近話題のNISAとiDeCoについて、解説しました。
NISAとiDeCoの違いは、
「進学やマイホームなどのライフイベントの資金の積立=NISA」
「60歳以降の老後資金の積立=iDeCo」
というイメージで考えてもらうと、少しわかりやすいのではないでしょうか。
運用するお金を何に使いたいかを考えると、どちらが自分に合っているか分かると思いますよ。
また、学資金作りとして、利率の低い学資保険よりも、
利益が出る可能性のあるNISAを選ぶ子育て世代も増えてきています。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。