子どもがおねしょをして、
布団が濡れてしまった!
だけど、家の事情で干す場所がなかったり、
雨が降っていたりして、
布団が洗濯できない家庭もありますよね。
そんなときの対処法があるんです!
知っておけば、これからおねしょで
困ることが減るかもしれませんよ。
今回は、おねしょしてしまった布団が洗濯できないときの対処法をお伝えします。
おねしょをされた時の基本的な対処法!洗濯出来ない布団はこうする!
子どもがおねしょをしてしまったら、
出来るだけ早く対処する必要があります。
おねしょに含まれるアンモニアが
布団に染み付いてしまうと、
なかなかとれなくなってしまうからです。
こうなると、クリーニング屋さんにお願いしても、
ニオイをとるのは難しいそうです。
これは大変ですね!
おねしょを発見したら、
まず一番に「布団の叩き拭き」をしましょう。
乾いたタオルを布団の下に敷き、
濡れたタオルでおねしょした部分を
しっかりと叩きます。
おねしょを下のタオルに移すイメージです。
これだけでもあらかたキレイにはなりますが、
やっぱりニオイが気になるから、
ファブリーズなどの消臭スプレーをかけよう…
と思っているそこのあなた!
ちょっと待ってください!
確かに消臭スプレーをかけると、
多少なりニオイは消えますが、
根本的にはニオイのもとはとりきれません。
香料とアンモニア臭が混ざって
余計にくさくなることもあるんです。
そんなときには、「クエン酸スプレー」をすることをオススメします。
アンモニアはアルカリ性の物質なので、
酸性のクエン酸をかけることで中和され、
おねしょのニオイがかなりマシになるのです。
化学の力ですね!
クエン酸スプレーは、市販もされていますが、
粉末状のクエン酸と水を1:20の割合で溶かすだけでも出来てしまいます。
アンモニアを中和するということは、
トイレの臭い対策にも効果的なんです!
トイレの壁や床の掃除にも使ってみてくださいね。
さて、その後はしっかり乾かす必要があります。
生乾き臭までついてしまったら大変です。
一般的には天日干しをすることが多いですが、
家のベランダが狭かったり、
雨が降っていたりすると、難しいですよね。
その場合は、布団乾燥機を使うか、
大型コインランドリーの乾燥機を使うといいですよ。
おねしょの被害を少なくしよう!おねしょ対策グッズを総動員しよう!
そもそも、おねしょで布団を濡らさなければ、
洗濯に困ることもありませんよね。
子どもがおねしょをしないようにする方法は
ないのでしょうか?
子どもが大人と違っておねしょをしてしまうのは、
神経系と膀胱の発達がまだ未熟であることが
関係しています。
大人なら、寝ている間はおしっこを作りすぎないように、
脳から腎臓(おしっこを作る臓器)に指令を出します。
それとともに、膀胱にはおしっこを出してしまわず
しっかり溜めておくように指令を出します。
子どもの場合、この脳の指令が出来ていないことと、
膀胱におしっこを溜める能力が十分でないことから、
おねしょをしてしまうのです。
ですから、寝る前のトイレを習慣づけたり、
夕方〜夜にかけて水分をとる量を少し減らしたりする、
という工夫はしてみるといいでしょう。
それでもダメなら、
こればっかりはどうすることもできません。
発達を待つしかないのです。
また、子どもによって個人差もあります。
成長するまではおねしょはしてしまうもの!と
割り切ることも大切です。
子どものせいじゃなくて、脳とか内臓のせい!!
そうすると、イライラも少しマシになるかもしれません。
そうは言っても、
やっぱり布団の洗濯は大変だから
出来るだけしたくないですよね。
そこで、おねしょをしてしまっても
布団を濡らさないで済む、
おねしょ対策グッズを導入してみませんか?
おねしょ対策1.おねしょ対策ケットを履かせる
防水性の高い生地を使った、
ズボンやスカートタイプのケットです。
おねしょをしてしまっても、
布団を濡らさずに済むことが多いですし、
「おねしょシーツだとズレてしまう…」という
子どもにはぴったりのグッズです。
おねしょ対策2.おねしょ対策シーツを敷く
基本的な対策ではありますが、
やっぱりおねしょシーツは
敷いておくに越したことはありません。
汚れていなければ
毎日洗濯する必要がないのも助かりますよね。
おねしょ対策3.夜用パンツを履かせる
オムツではサイズが足りない、
おしっこを取りきれない、
子どもが嫌がる…という場合は、
オヤスミマンなどの夜用パンツがオススメです。
「お兄ちゃんパンツ」「お姉ちゃんパンツ」なんて言うと、
喜んで履いてくれる子どもも多いようです。
オムツよりもサイズや吸水量が大きいので、安心です。
ただ、「使い捨てがもったいないな…」と思うパパママもいるはず。
その場合は、布パンツを履いている上から夜用パンツを履かせて、
汚れていなければ数日使い回す、という家庭もあるようです。
許せるのであれば、こういう節約もありですね。
まとめ
今回は、おねしょで濡れてしまった布団を
洗濯できないときの対処法についてご紹介しました!
おねしょは時間との勝負です。
アンモニア臭が染み付いてしまう前に、
叩き拭きとクエン酸スプレーでニオイを撃退しましょう。
その後、布団乾燥機やコインランドリーで
しっかり乾かせばかんぺきです。
ズボンタイプのおねしょ対策ケットなど、
おねしょ対策グッズを取り入れて、
布団を濡らさないように工夫することも有効です。
おねしょは、脳や内臓の発達が未熟な子どもにとって、
残念ながら仕方のないことです。
出来る対策をとって、がんばっていきましょう!