寒い季節になると、
こたつが恋しくなってきますよね。
暖かいこたつでうとうとするのはとっても幸せ…。
だけど、こたつってどれくらい電気代が
かかっているのでしょうか?
エアコンはつけっぱなしのほうが
安いという噂がありますが、
こたつの場合はどうなのでしょう?
今回は、こたつの電気代についてまとめてみました!
電気代を節約する方法も併せてご紹介しますので、
チェックしてみてくださいね。
つけっぱなしだと電気代はどれだけ?検証してみた!
寒くなってくると、待ちに待ったこたつの季節です!
日本人がみんな大好きと言っても過言ではありませんね。
秋冬になると、ずっとこたつに入っていたくなります。
こたつでうとうと…とするのは最高の時間ですよね。
そんなこたつですが、
電気代について考えたことはありますか?
一般的な600Wのこたつなら、
1時間の間の電気代は、
弱設定で約2円、強設定で約5円が目安になります。
朝起きて仕事や学校に行くまで2時間と、
家に帰ってきてから寝るまで6時間、合計8時間を
つけっぱなしでいるとしたら、
1日の電気代は弱設定で約16円、強設定で約40円の計算になります。
これを単純に1ヶ月(30日)で計算すると、
弱設定で約480円、強設定で約1200円になりますね。
そう、こたつの電気代は意外と安いんです!
暖房器具の代表とも言えるエアコンの電気代は
高くつくイメージですが、
こたつは暖かいのに家計に優しいことが分かりますね。
でも、できることならもっと安く済ませたいところ。
エアコンの節約術で有名なのが、
「つけっぱなしにすること」ですよね。
エアコンは室温を設定温度まで上げるときに
一番電力を使います。
そのため、電源をこまめにオンオフして
室温を下げてしまうよりは、
つけっぱなしにして室温をキープしておいたほうが、
電気代を節約できる、というものです。
特に朝は最も気温が低くなるため、
夜つけたら一晩中つけっぱなしにすると良いという
パターンがあります(使用環境等により異なります)。
こたつの場合も、同じように一晩中つけっぱなしにする方が
電気代を節約できるのでしょうか?
答えは、NOです。
こたつは、こまめに電源をつけたり消したりしたほうが、
節電になるんです。
なぜかというと、こたつはエアコンと違って、
こたつの中という狭い空間を暖めるだけで済みます。
だから、こたつの中の気温が下がっても、
電源をつければ比較的短時間で
中の気温を上げることができるんです。
その短時間に使う電力は微々たるもので、
先程の電気代の計算にあまり影響しません。
そのため、たとえば夕方18時に帰宅してから
朝8時に出勤するまで一晩つけっぱなしにする場合と、
しない場合では、単純に以下のような計算になります。
○弱設定でつけっぱなしの場合
2円x14時間=24円
○弱設定でつけっぱなしにしない場合
2円x8時間=16円
つまり、誰も入っていないこたつの電源は
きちんと消すほうが、よっぽど節約になるというわけです。
また、こたつのつけっぱなしは、
火事のリスクを高める可能性があります。
ヒーター部分にこたつ布団や衣服がついたり、
溜まったほこりがついたりすると、
発火の原因となります。
古いこたつだと、長時間電源が入っていることで
ショートする可能性も考えられます。
安全のためにも、こたつのつけっぱなしは避けたほうが良いでしょう。
寒いのは嫌だけど電気代も気になる…節約あったか術教えます!
こたつの電気代が安いことや、
つけっぱなしは節約につながりにくいことはわかりましたが、
それでもやっぱり節約できるにこしたことはありませんよね!
大丈夫!他にこたつの電気代を節約できる方法はありますよ。
一番の節約方法は、「温度設定を弱にすること」です。
先程お伝えしたように、弱設定と強設定では、
電気代が大幅に違います。
そのため、弱設定でも寒く感じないような工夫をすることが、
節約への近道なんです!
ここからは、弱設定でも暖かく過ごせる節約術を
4つご紹介しますね。
こたつの節約術①断熱シートを敷く
こたつを置いている下のマットだけでは、
フローリングや畳に暖かさが
逃げてしまっているかもしれません。
そんなときは、断熱シートを敷くだけでOK。
おしりも暖かくて嬉しいですよ。
こたつの節約術②こたつ布団を二重にする
こたつの中で暖かくなった空気を
出来るだけ外に出さないことが、
暖かさをキープするコツです。
薄いこたつ布団だとどうしても暖かい空気が逃げがちなので、
こたつ布団は厚いものにしたり二重にしたりしましょう。
こたつの節約術③サーモフラット機能付きのこたつを選ぶ
これから新しくこたつを買うのであれば、
ある程度の温度になると自動的に電源が切れ、
温度が下がってくるとまた自動的に電源が入る、
サーモフラットという機能がついたこたつが、
節約効果が高くおすすめです。
こたつの節約術④こたつの中に湯たんぽを入れる
寒さがまだ厳しくないときは、
こたつの電源はいれずに、
湯たんぽをこたつの中に入れてみましょう。
こたつの中がほんのり暖かくなり、
ヒーターいらずです。
いろいろな工夫で、こたつの電気代を
節約できるようにトライしてみましょう!
まとめ
今回は、こたつの電気代についてお伝えしました!
こたつの電気代は、弱設定なら1時間で2円程度と、
家計にとっても優しいものです。
こたつは、エアコンのようにつけっぱなしにするよりも、
必要なときにだけつけるほうが、
電気代は安く済むようです。
さらに節約したい場合には、下に断熱シートを敷いたり、
こたつ布団を二重にしたりして、
暖められた空気を外に逃さないように工夫しましょう。
寒さが厳しくなければ、
電源を入れずに中に湯たんぽを入れる方法もあります。
今年は、こたつの電気代を抑えられるといいですね!