香水をつけるとき、
あなたはどうやってつけますか?
「直接肌につけると香りが強すぎるので、
空中にシュッとしてくぐる」
「温まって香りやすいので、
手首につける」
などがありますが、
これらの方法にはちょっと問題があるのをご存知ですか?
実は、オススメの香水の付け方は、
「ウエストや足につける」
なんです。
今回は、これらの香水の付け方について、
詳しく解説します!
NGな香水の付け方は、くぐる・手首につける
いい香りの香水を身につけると、
自分の気分を上げたり、
リラックスしたりすることができます。
他にも、好きな相手にアピールするため、
加齢や汗などによる体臭対策のためなど、
さまざまな理由がありますね。
香水の香りは、ちょっと近づいたときや、
身体を動かしたときなどに、
適度にふわっと香るくらいが理想的です。
離れていても香りがしたり、
常に香りを感じられたりするのは、
香水の香りがキツすぎます。
魅力が半減するばかりか、
周囲に迷惑をかけることもあります。
ただ、香水はそのものが
比較的強い香りのものが多いので、
適度に香るくらいに身につけるというのは
意外と難しいもの。
実は、香水には正しい付け方と
間違った付け方があるんです。
では、どんな付け方が
間違っているのでしょうか?
間違った付け方① 香水を空中にふって、その下をくぐる
「地肌に直接つけると、
香りが強すぎるから」
という理由で、この方法が勧められることがあります。
確かに、これなら香水のつけすぎは
避けられるかもしれません。
ですが、香水には
アルコール分や油分が含まれています。
空中にふった香水の下をくぐるということは、
髪の毛や衣服にも香水がかかり、
床やカーテンなどにも散らばる可能性があります。
髪の毛はアルコール分によって傷むことがあり、
衣服や床・カーテンなどは油分によって
シミや傷みの原因になることがあります。
そのため、この方法はオススメできないんです。
間違った付け方② 手首や首すじにつける
香水は、アルコール分が
揮発するときに香り立ちます。
そのため、太い血管が通っていて
体温が高くなる手首や首すじに香水をつけると、
香りがしやすくなります。
それはその通りなのですが、
実際のところは、
この方法だと少し香りすぎてしまうんです。
手首は、衣服で隠れることがなく、
常に外に出ていることから、
香りがしすぎてしまいます。
首すじは、相手の顔に近いところになり、
あまり香りが強いと不快感を与えてしまい、
マナー違反になることもあります。
食事の際には、
香りが邪魔してしまうことも考えられますよ。
正しい香水の付け方は、ウエストや足につける
香水を付けるところといえば、
手首や首すじというイメージがあるかと思いますが、
それが間違っているということが分かりました。
では、一体どこにつければいいのでしょうか?
実は、最近の香水の付け方のトレンドは、他にあるんです。
香水をつける場所① ウエストやおへそにつける
なんと、ウエストやおへそにつけるのが、
最近のトレンドなんです。
「あまり香りがしなさそう…」
と思うかもしれませんが、
ウエストやおへそは身体の中心で、
体温が高くなりやすいところです。
そのため、香水が揮発しやすく、
香りが起こりやすい部分です。
また香水の香りは
上にのぼっていきますので、
ふとしたときに洋服の隙間から
香ってくれるんです。
強く香ることはないですが、
ほんのりと適度に香ってくれるので、
オススメです。
香水初心者の方でも、
挑戦しやすい場所ですよ!
ウエストなら左右両方にワンプッシュ、
おへそならワンプッシュしましょう。
香水をつける場所② 足につける
もう少しやさしく香ってほしい人には、
足首につけるのがオススメです。
足首なら香りを感じる鼻から遠く、
体温も高くなりにくいので、
香水の香りが強くなりません。
つける場所は、
足首の内側の骨の少し下くらいで、
左右の足首にそれぞれワンプッシュしてください。
「足首だと、ちょっと物足りないな…」
という人には、
膝の裏や太ももの内側につけてみましょう。
体温が高くなりやすい場所なので、
香りがたちのぼりやすいですが、
鼻には遠いので
香りが強くなりすぎることはありません。
こちらも、香水初心者の方にオススメですし、
やさしい香りを楽しみたい方にもぴったりですよ。
いかがでしょうか。
ふんわりと適度な香水の香りをさせるには、
ウエストやおへそ、足につけるのが、
正しい付け方ということがわかりました。
とはいえ、
しっかりと香水の香りをさせたいときには、
少し物足りないので、
手首や首すじにつけることになるかと思います。
その場合には、相手のことを考えた
「香りのマナー」を忘れないようにしましょう。
最近では、強い香りや人工的な香りによって、
めまいや頭痛などの体調不良を引き起こす
「香害」が問題になってきています。
香水の香りも、この原因の一つです。
自分が香りを楽しむことはとても大切ですが、
周囲のことも考えて、
香水をつけていきたいですね!
まとめ
今回は、香水を付けるときの
正しい付け方について解説しました!
空中にまいた香水の下をくぐるのは、
髪や衣服などにダメージを与えるので、
おすすめできません。
また、手首や首すじにつけるのは、
香りが強すぎることがあります。
最近は、ウエストやおへそにつけるのがトレンドです。
体温で温まった香水の香りが、
衣服の間からほんのりと適度に香ってくれます。
少しだけ香ってほしい人なら、
太ももや膝の裏、足首につけるといいですよ。
香水の香りをやさしくほのかに
香らせられるように、ぜひ試してみてくださいね。