子どもと一緒に動物園。
とっても楽しい定番お出かけスポットですよね。
私も娘たちを連れて、いろいろな地域の動物園に足を運びました。
その中でも「那須どうぶつ王国」は、
子どもが一番喜んだ場所でした。
大きくなった今でも、
「どうぶつ王国にまた行きたいなぁ」
と言うくらいお気に入りの場所なんです。
でも、いくらおすすめスポットと言われても、都内から
栃木県の那須まで行くのは大変。
車で行ける?
小さな子供を連れて行っても大丈夫?
雨が降ったらどうしよう?
と心配になってしまいますよね。
そこで今回は、私が実際に小学1年生と幼稚園児を連れて行った
「那須どうぶつ王国」
について、詳しくレポートしたいと思います!
那須どうぶつ王国ってこんなところ。
行き方、料金などの基本を解説します。
栃木県にある「那須どうぶつ王国」。
那須と言えば行楽シーズンの渋滞が思い浮かびますよね。
だからと言って小さな子供を連れて、
電車で行くのは本当に大変!
そこで我が家は、渋滞を避けるために
早朝に車で「那須どうぶつ王国」へと出発しました。
平日は10時オープンですが、
私たちが行ったのは激込みが予想されるゴールデンウィーク。
開園も9時と、平日より1時間早かったので、
オープン前には駐車場に入れるように逆算して
出発の時間を決めました。
また道中で渋滞も考えられるので、
長期休みなどに行くときは
予想よりも30分早めに家を出ることをお勧めします。
そしてもう一つチェックしていただきたいのが、チケットです。
ここでは入国チケットと呼ばれていますが、
これをウェブで事前購入しておいた方が良いでしょう。
事前購入は割引もあってお得ですし、
何よりチケットを購入するために並ばなくても良いんです。
「那須どうぶつ王国」のホームページから購入できますので、
チェックしてみてくださいね。
チケットの料金も夏場は大人が2400円、子どもが1000円で、
冬場は大人が1400円、子どもが700円と違いますので
気を付けてください。
そしてうれしいことに3歳未満は無料。
他にもバーベキュー付きプランなどもあるので、
購入前に検討してみてください。
駐車場はチケットとは別に700円かかりますので
こちらもご注意ください。
那須どうぶつ王国に行ってきました! 日帰りで遊びにいくならココに注目!
広大な敷地を持つ那須どうぶつ王国は、
「王国タウン」と「王国ファーム」と呼ばれる
2つのエリアからできています。
小さな子どもを連れていく場合は、
目的地を絞ってから行くことをおすすめします。
隅々まで周ろうとすると、
大人も子供もへとへとになって帰りはぐったり…
なんてことになってしまいます。
日帰りで遊びに行くなら
子どもの好みや天気に合わせて、
先に行きたいエリアを絞りこんだほうが
どうぶつ王国を楽しむことができると思います。
それではそれぞれのエリアの魅力を
ご紹介していきましょう。
【王国タウン】の魅力
入国ゲートをくぐってすぐ目の前に広がるのが【王国タウン】です。
ここは雨の日でも楽しめる屋根付きの施設が
たくさんあります。
小さいお子さんを連れている家族にもピッタリ。
また、馴染み深い犬や猫と触れ合えるコーナーもあるので、
大きい動物が怖い子供でも楽しめます。
私たちがどうぶつ王国に行った大きな理由は
・レンタル犬でお散歩を体験すること
・カピバラに直接触ること
・テレビで見た動かない鳥「ハシビロコウ」を見ること
の3つ。
実は「王国タウン」だけでこの3つをすべて叶えてくれたんです。
では早速、詳しくお伝えしていきましょう。
・レンタル犬とお散歩
まずレンタル犬をお散歩コーナーで予約します。
20分800円と値段設定は少し高めです。
しかし
「どうしても犬を飼いたい!でもうちでは飼ってもらえない…。」
と残念な思いをしていた次女の願いをかなえてあげたくて、
奮発して申し込みました。
嬉しそうにワンちゃんを選ぶ娘は、
目をキラキラ輝かせていました。
そしてワンちゃんが決まったら、
スタッフにお散歩の仕方、やってはいけないことなど
説明をしてもらいます。
真剣な顔で聞いているあどけない次女の顔が
とても愛おしかったですよ。
いよいよリードを引いて、
園内の決まった場所を自由にお散歩。
私と主人は木陰で見守っていました。
思い通りに動いてくれないワンちゃんに一生懸命声をかけたり、
なでたりする子供たちをみているだけで楽しかったですよ。
・カピバラの森と足湯
次に行ったのはカピバラの森。
想像していたよりざっくりとした仕切りで、びっくり!
自由に出入りでき、制限なく触れるんです。
カピバラは大きいのにおとなしく、
子どもたちも怖がらずに
カピバラの背中を優しく撫でていました。
その嬉しそうな顔と言ったら!
驚いたのは、あまり動物が得意ではない長女まで、
楽しそうに触れ合っていたことです。
帰り際には、カピバラのぬいぐるみを
自分のお小遣いで買って帰ったんですよ
そして大人がうれしかったのは、足湯。
カピバラと嬉しそうにたわむれる子どもたちを見ながら
足湯に入れるなんて素敵だと思いませんか?
私たちは夫婦でかわるがわる足湯に入り、
長時間ドライブの疲れをいやすことができました。
・動かない鳥!ハシビロコウを間近で見る
ハシビロコウという鳥を知っている方は
少ないのではないでしょうか?
私たちがこの鳥のことを知ったのはあるテレビ番組でした。
この鳥、大型でとっても存在感がある
顔とくちばしをしているのですが、全く動かない。
水中の魚を捕るために存在を消しているのだそうです。
こんなに大きいのに気配を消すだなんて、
面白いですよね。
本当にこんな鳥いるの??と本物をみたくなった娘たち。
しかし、この鳥なかなか普通の動物園にいないんです。
それがこの「どうぶつ王国」には、2羽もいました!
そして本当に動かない!
10分くらい見ていたのですが、ピクリともしません。
長女が「これはにせものだよ~」と言った瞬間、
なんとハシビロコウは首をゆっくり
2センチほど動かしたんです!
「動いたー!!」と大騒ぎの我が家。
今でも思い出して、話題になるんですよ。
テレビより実際に見ることは本当に大切ですね。
【王国ファーム】の魅力
こちらはファームというだけあって、
広大な敷地に大型の動物たちが
のびのびと飼育されていました。
天気が良い日は、こちらがおすすめ。
牧羊犬のショーや乗馬体験もできます。
ふわふわのアルパカにも触れることができました。
実際に触れることができるのは、
子どもたちにとってとても良い経験のようです。
色々な動物に触って
「ふわふわだね~。」
「毛が固い!思ってたのと違う!!」
「なめられた!ベロが長い!!」
と驚きの連続。
これはテレビや図鑑ではわかりません。
そして「王国ファーム」ならではの魅力も盛りだくさん。
ぜひ見ていただきたいのが、
ワシなどの猛禽類のバードショー。
大きな翼を広げてどこまでも高く遠く飛んでいったワシが、
飼育員さんの合図で猛スピードで戻ってくるんです。
このショーは圧巻です!
子供たちの口も開きっぱなしでした(笑)
これは普通の動物園ではなかなか見ることはできませんね。
また、王国ファームにはピクニック広場もあります。
我が家はそこで持参したお弁当を広げてのんびり休憩。
王国内にはレストランもありますが、
どうしても行列ができてしまうので、
お腹が空いたときにすぐに食べられません。
お弁当やおにぎりを持参しておくと
安心ですね。
両エリアにはそれぞれの魅力があり、
どちらも行きたくなってしまいます。
しかし【王国タウン】と【王国ファーム】は歩くと結構な距離です。
わんにゃんバスやトラクターバスが無料で
エリア間を走っているので、
両方に行きたいときはそれを利用した方が良いでしょう。
ただしこれも、混み合います。
お子さんの体力やお天気に合わせて、
どちらかのエリアに絞って無理せず楽しむのも
ひとつの手ではないでしょうか?
まとめ
今回は「那須どうぶつ王国」について詳しくお話ししました。
普段行く動物園では体験できないことが、
ここではたくさん待っていました。
娘たちは、自分より大きい動物を間近で見て触れて、
百面相のように表情を変えて楽しんでくれました。
その様子は、親にとっても
かけがえのない思い出になっています。
「那須どうぶつ王国」は
子どもたちが動物に興味を持ったら、
ぜひ足を運んでもらいたい場所のひとつです。
我が家も、次いつ行こうかと計画中なんですよ。