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かいわれ大根の育て方のコツは?根っこの白いのはカビ?生えたらどうする?




家の中で手軽に育てられる野菜の一つとして、
注目を集めているかいわれ大根。

 

今日はかいわれ大根の育て方のコツと、
栽培中のお悩みの一つである
「カビ」についてお伝えしていきます。

 

カビだと思ったこの正体、
実はカビではないことがほとんどなのです。

 

その正体とかいわれ大根の
鮮度の見分け方も確認していきましょう。

かいわれ大根の基本的な育て方

種から出てくる
最初の芽を食べる野菜はスプラウトと呼ばれ、
栄養価が高いことから近年注目を集めています。

 

えんどう豆の若芽である豆苗や、
ブロッコリーやマスタード、
レッドキャベツなどのスプラウトがあり、
大根の種子からつくられるのがかいわれ大根です。

 

その育て方としては、
土を用意する必要がなく天候にも左右されない、
室内での水耕栽培が人気です。

 

初心者でも失敗が少なく手軽に始めやすいです。

 

今回はその水耕栽培で、
かいわれ大根を育てる方法を説明します。

準備するもの

かいわれ大根の種

ホームセンターなどで購入できます。

品質保持のため
農薬を使っている種もあるので、
農薬の使っていない「有機種」と書かれているものや
「スプラウト専用」の種を買うことをおすすめします。

容器…高さ5cm程度あり、水がこぼれないもの

豆腐や肉や魚のトレーで代用できます。

 

部屋のインテリアグリーンとしても楽しむ場合は、
おしゃれな容器に入れるのもいいですね。

脱脂綿

ガーゼやキッチンペーパーでの代用の他に、
水耕栽培用の培地用ウレタンスポンジなども
販売されています。

アルミホイル

日差しがあたらないように、
蓋をするために使用します。

育て方

1. 種を水に浸しておく

浸水の目安時間は6時間です。

 

休眠状態の種を、
適切な温度(20~25℃)と水分によって
発芽させてあげます。

 

種まきの前にすることで、
発芽する確率もアップします。

 

種の様子としては、
種が膨らんで殻が割れるくらいまでです。

 

夏場は水も傷みやすく、
種も早く膨らみやすいので
2~3時間でも大丈夫です。

 

冬場は温度も低いので
少し長めにはなりますが、
12時間以上は浸けないようにしましょう。

 

あまり長くつけると水が傷み、
種も傷んで臭いの原因になります。

2. 種まき

脱脂綿を軽く水で湿らせ、
容器に入れます。

 

その上に種同士が重ならないように
注意しながら種を撒いていきます。

 

発芽するまでは、
日光に当たらないように
アルミホイルでフタをします。

 

早い時期に日光が当たると
成長が止まってしまうため、
3日間ぐらい暗所に置いておきましょう。

3. 日光に当てる

発芽して5~6cmほど茎が成長したら、
光合成させます。

 

葉は光の方に伸びていくので、
容器の向きも変えていくと
まっすぐに育っていきます。

 

直射日光に当てすぎると
日焼けして弱ってしまい、
えぐみも強くなると言われています。

 

風通しがよく、
適度な明るい場所を選びましょう。

4. 水やり

日光に当てるようになると、
脱脂綿も乾きやすくなってくるので
忘れずに水を与えます。

 

特に暑い時期の栽培は、
水も腐りやすくカビの原因にもなるので、
朝晩の水替えをおすすめします。

5. 収穫

双葉が開いて濃い緑色、
茎が10cmほどになったら収穫の時期です。

 

種まきからおよそ7~10日間が目安です。

 

収穫すると傷みやすいので、
使う分だけ切り取ります。

 

もし食べきれなかった場合は、
湿らせたキッチンペーパーで包み
密閉容器に入れて保管します。

 

ちなみに、かいわれ大根は
一度収穫すると再生はしない野菜です。

 

ここまでが、
かいわれ大根の基本的な育て方になります。

 

種まきから発芽までの3日間が辛抱どきですね。

 

そして水が傷まないよう、
収穫まで毎日の観察と水替えは
欠かさずやっていくことが大切です。

かいわれ大根にカビが生えた?どうすればいい?

水耕栽培している
かいわれ大根の根っこを見ると、
根っこに綿のようなふわふわしたものが
ついているのを見かけた人も多いはず。

 

 

思わずカビが生えたと心配なるところですが、
実はこの正体は「根毛」です!

 

腐ってしまったと勘違いされやすい状態を3つ、
確認しておきましょう。

根っこにある白いふわふわは、根毛だった

根毛はより栄養や水分を取り入れようとするために、
細かい根っこを張り巡らすことで
表面積を増やしているのです。

 

かいわれ大根がしっかり成長しようと
してくれていると考えることができます。

 

根毛の一部が青いのは、植物の色素だった

またこの白いふわふわの一部が
青くなっていることもあります。

 

これはカビではなく、
植物の持つ天然の色素です。

 

体に害のあるものではありません。

葉や茎の黒い斑点は、食べても問題ない

さらに、傷んでいると勘違いされやすいのが、
葉や茎の黒い斑点です。

 

これは発芽する前に
種に傷がついていたことで、
成長後に現れるサインなのです。

 

腐っているわけではないので、
こちらも食べても問題ありません。

 

せっかく育てたかいわれ大根を
腐らせてしまったと不安になったけれど、
実は問題ないことがわかりましたね。

 

念のため、かいわれ大根が
腐ってしまったと考えられる状態も
確認しておきます。

 

・いやな臭いがする
・ねばねばしている
・水が変色している

 

かいわれ大根が腐ってしまう多くの原因は、
水が傷んだことです。

 

やはり風通しのよいところに置き、
毎日水替えをすることは大切です。

 

また鮮度のいいかいわれ大根は、
葉が鮮やかな緑色で、
茎がピンとまっすぐでみずみずしい状態です。

 

家庭での保存やお店で購入するときに
観察してみてください。

まとめ

かいわれ大根は、
種まきと水の管理のポイントを
しっかりおさえておけば
家庭で手軽に育てられる野菜です。

 

新鮮なものを必要な分だけ
食べられるのもメリットです。

 

インテリアグリーンのひとつとして、
すくすくと伸びるかいわれ大根の成長を
見ていくのも楽しみですね。

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