毎日暖かい日が続き、
家庭菜園が盛んな季節になってきましたね!
最近は、100円ショップにも
様々な植物が販売されています。
中には、水耕栽培の植物も
見かけますよね!
お部屋に土を入れることに抵抗がある方でも、
手軽に始められる水耕栽培。
ところが、
「水耕栽培は危険なのでは?」
という声も聞こえてきます…
水耕栽培をしてみたいけど…と
興味はあっても不安に感じている、
そこのあなた!
この記事では、
水耕栽培で育てる野菜の危険性や、
その理由について、
詳しくご説明していきます。
水耕栽培の野菜が危険と言われる理由とは
結論から言うと、
清潔な環境を保てば
水耕栽培で育てる野菜は「安全」です。
スーパーでも、
水耕栽培で育てられた野菜が
たくさんあります。
例えば、
・ベビーリーフ
・レタス
・豆苗
など、身近なものが多いですよね!
水耕栽培が危険と言われる理由には、
土での育て方との違いにあるようです。
・水耕栽培に使用する液体肥料が
危険なのでは?
・土からの栄養がないから、
栄養素が足りない野菜ができるのでは?
・水に雑菌が繁殖するのでは?
こういった声が聞かれます。
水耕栽培の野菜の危険性の実態
「野菜を育てる」と聞くと
一番に思いつくのは、
土で育てる方法ですよね。
土で育てる場合は、
根っこで「水+土の栄養」を
吸収して育ちます。
水耕栽培では土を使わないため、
液体肥料で土や肥料から得るはずの
栄養を補う必要があります。
「水+液体肥料」を吸収して育つのです。
液体肥料の成分とは?安全なの?
心配されている、
液体肥料の成分をご紹介します。
・「土で育てる場合は肥料で与える」要素
多量要素:窒素・リン・カリウムなど
・「本来土に含まれている」要素
中量要素:カルシウム・マグネシウムなど
微量要素:硫黄・鉄・マンガンなど
もちろん、農薬など危険なものは
含まれていません。
自然界に存在する成分で、
植物が育つために必要な要素のみなので、
安心ですね!
ちなみに、
土で育てるための液体肥料は
水耕栽培には向いていません。
「本来土に含まれている要素」が
入っていないためです。
水耕栽培用のものを用意しましょう。
できた野菜の栄養素は?
栄養のない野菜に育つのでは?と
心配の声がありますが、
実際は土で育てた野菜と変わらないどころか、
栄養価が高い場合もあるのです!
・液体肥料は、植物が吸収しやすい状態で
栄養素が含まれている為、
吸収効率が良い
・土の中よりも、
水の中で根っこを伸ばす方が
体力を使わない
水に雑菌が繁殖するのでは?
これに関しては、
水替えをしっかり行うことが大切です。
水を替える頻度は、
1日1回〜3回が目安です。
置き場所(日当たり)や季節によるので、
水の様子を観察して判断しましょう。
濁っていたり、
ぬめりがあったりすると危険です。
家庭での水耕栽培におすすめの野菜
どんな野菜でも水耕栽培が
できるわけではありません。
本章では、水耕栽培しやすい野菜を紹介します。
水耕栽培しやすい野菜1.豆苗
一から育てるのではなく再生栽培であれば、
ハードルが低いですね!
買ってきた豆苗を下から5センチ程あけてカットし、
根っこを水に浸けておくと再生してきます。
葉っぱがある部分を残してカットすると、
成長が早くなるのでよいですね。
1週間程で収穫できるので、
観察も楽しいですよ!
水耕栽培しやすい野菜2.バジル・パセリなど
葉付きの茎があれば、
水に挿しておくと10日程で根が出てきます。
1ヶ月後ぐらいで収穫できます。
水耕栽培しやすい野菜3.ミニトマト
立派な野菜で驚かれたかもしれません。
しかし、ミニトマトは生命力が強いため、
意外とおすすめです!
まずは再生栽培などで水耕栽培に慣れてから、
チャレンジすると良いかもしれません。
家庭用の水耕栽培セットを購入すると、
簡単に種から育てられますよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
水耕栽培で育てる野菜が危険、
と言われる理由について解説しました。
自分で大事に育てた採れたての野菜は、
スーパーで購入したものよりも
何倍も美味しく感じるはずです。
お子さんの食育にもぴったりですよ。
是非、野菜の水耕栽培に
チャレンジしてみてくださいね。