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地震雲ってあるの?うろこ雲との違いは?徹底解説!




最近SNSでよく話題になる
「地震雲」って聞いたことは
ありませんか?

地震が起きる前触れとして現れる、
と言われている雲のことです。

では、一体どんな雲なのでしょうか?

今回は、そんな地震雲について解説します!
これをきっかけに、
いろんな形の雲の種類についても
知ってみましょう!

地震雲ってどんな雲?地震のサイン!?うろこ雲との違いは何?

地震雲とは、地震が起きる前兆として、
普段あまり見慣れない不思議な形で
現れる雲のことをいいます。

地震雲ってどんな雲

地震雲があらわれるメカニズムについては、
さまざまな説があるのですが、
地震が起きる前の地殻変動が
きっかけで起きた電磁波が、
雲に影響を起こしているという説が
もっともよく聞かれるものです。

ただ、気象庁によると、
地震と雲の関係は、
今のところ科学的に解明されておらず、
その信憑性は乏しいということなんです。

「これが地震雲」と決まったものもありません。

世間で「地震雲」と呼ばれているものは、
不思議でなんとなく違和感を覚えるような
形のものが多いです。

それを地震と結びつけた、
一種の都市伝説とも言えます。

ですが、巨大地震が起きる前に、
不思議な形をした雲が現れた例は、
今までにたくさんあるそうなのです。

もしかしたらいつか、
本当に地震と雲には関係があると、
解明される日がくるかもしれませんね!

それでは、地震雲は、
実際にはどんな形をしているのでしょうか?

実は、一種類ではなく、
いろいろな形のものがあるんです。

・帯状型地震雲

長い帯のようになっています。地震雲としては、もっとも有名なものです。

・断層型地震雲

雲と空の境目が、まるで断層のようにくっきり分かれています

・竜巻型地震雲

まるで竜巻のように縦に伸びています。

・肋骨状型地震雲

線になった雲が肋骨のように並んでいます。

・波紋型地震雲

水に石を落としたときの波紋のように、
模様が広がっています。

また、秋に見られる「うろこ雲」も、
小さな雲がポツポツたくさん集まっている
変わった様子から、
「地震雲ではないか?」と捉える方も
多いようです。

最近は、SNSに写真をアップする人も多いです。
どれを見ても、あまり見慣れない形で、
なんだか不吉な感じがするのも頷けますね。

ただ、先ほどお伝えしたように、
地震雲というものは、
まだ科学的に解明されたものではありません。

普段見ないような形の雲が現れても、
絶対に地震が起きるの!?と
怖がる必要はないということですね。

自由研究にもピッタリ!他にはどんな雲がある?

地震雲のことを知ると、雲を見るのが面白くなってきますね。

雲ってどんな種類があるの?

ここからは、地震雲に限らず、
雲にはどんなものがあるのか知ってみましょう!

雲は、大きく10種類に分けられます。

①巻雲(けんうん)

「すじ雲」と呼ばれる雲です。空のかなり高いところにできる、線状をしています。

②巻積雲(けんせきうん)

小さな雲がぽこぽことたくさん集まったものです。
「うろこ雲」「いわし雲」「さば雲」とも呼ばれ、
秋の季節に見られます。

キレイにみられるのはほんの少しの間で、
あっという間に形が崩れてしまいます。

③巻層雲(けんそううん)

白くて透き通るほどの薄いものです。

「うす雲」とも呼ばれ、この雲が出ると
天気が崩れていくサインです。

④高積雲(こうせきうん)

モコモコとした丸い雲が
たくさん集まったものです。

「ひつじ雲」とも呼ばれ、
秋に美しく見えます。

巻層雲の大きいバージョン、という感じです。

⑤高層雲(こうそううん)

空を全体にわたってグレーに変えてしまうものです。
太陽はぼや〜っとしか見えなくなります。
「おぼろ雲」とも呼ばれます。

⑥乱層雲(らんそううん)

一般的に言われる「雨雲」のことです。

とても分厚い雲で、この雲が空にかかると
雨や雪が降ってきます。

⑦積乱雲(せきらんうん)

モクモクと背が高くてとても大きな雲で、
大粒の雨や雷を起こし、
夏には夕立ちを起こします。

坊主頭の妖怪「入道」のような形を
していることから、
「入道雲」とも呼ばれています。

⑧積雲(せきうん)

まるで絵に描いたような、
空にぷかぷかと浮かぶ雲の代表的な存在です。
「わた雲」とも呼ばれています。

⑨層積雲(そうせきうん)

「曇り空」と呼ばれる状態は、たいていこの雲がかかっています。

⑩層雲(そううん)

低いところにできるため、
山にかかっていることが多いです。

霧のような雲で、
朝晩に出ることが多く、
太陽が出ると消えてしまいます。

どれも、きっと一度は見たことがあるはずです。
空を見るのが楽しくなります。

子どもと一緒に、毎日の雲のようすを、
自由研究や観察日記としてつけてみるのも
面白そうですね。

まとめ

今回は、地震雲は本当にあるのか?に
ついて解説しました!

地震と雲の関係は、
まだ科学的に解明されてはおらず、
地震雲の信憑性というのは、
実ははっきりしていません。

ですが、これまで大きな地震が起きる前に、
断層型や帯状型、うろこ雲など、
普段見慣れないようなものが
現れていたことがあり、
地震雲というものの存在が
信じられるようになってきたようです。

雲は、大きく10種類に分けられます。

地震雲は、
こういった普段からよく見かけるものとは
少し違った形なので、
不吉に感じるのも分かります。

とはいえ、
地震雲のような不思議なものが見えても、
絶対に地震が起きるとは限らないので、
安心してくださいね。

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