毎年この時期になると
車の免許を取ろうとする学生で
教習所がいっぱいになりますよね。
すべての課題をクリアして
残すは卒業検定のみという方も多いかと思います。
そこで先に卒業した友人から
卒業検定に学科試験がなかったという話を聞き、
「本当かな?」
と疑問に思っていたりしませんか?
結論から言うと、
卒業検定は仮免許のときのように
学科がセットの試験ではありませんので、
当日は運転技術の試験のみとなります。
この記事では卒業検定と運転免許試験の違いや、
運転免許試験の学科試験に合格するコツを
詳しく解説しております。
ぜひ参考になさってみてください。
卒業検定と運転免許試験の違いは?
卒業検定と運転免許試験の違いを簡単にいうと、
卒業検定が技術試験で
運転免許試験は学科試験です。
運転免許証を手に入れるまでには
まず教習所に入り、
課題を1つ1つクリアしなければなりません。
そして、その教習所を卒業するための試験が卒業検定で
試験の内容は運転技術のみとなっています。
晴れて卒業試験に合格し教習所を卒業できれば、
運転免許試験の受験資格を得られるという流れです。
運転免許試験は各都道府県内にある
運転免許センターで受けられます。
通常は各都道府県につき1箇所ですが、
東京都は3箇所、千葉県は2箇所と
例外もあるので、
自分の住んでいる都道府県の運転免許センターが
どこにあるのか確認しましょう。
ちなみに、住んでいるのが県境付近で
他の都道府県の運転免許センターの方が
距離的に近かったとしても、
運転免許証は自分の住んでいる都道府県から発行されるもので、
都道府県をまたいでの受験はできませんので注意しましょう。
運転免許試験の学科試験で受かるコツは?
運転免許試験の学科試験での合格のコツはずばり、
ひっかけ問題にひっかからないことです。
例えばこの問題はマルとバツのどちらでしょうか?
「車を運転するときは
必ずシートベルトを着用しなければならない」
答えは「バツ」です。
シートベルトの着用は義務化されていて
違反点数や罰金もあるので
一見すると答えは「マル」が正しいような気もしますが、
怪我や障害、妊娠中の場合など
シートベルトの着用が免除されることもあります。
他にこの問題はどうでしょうか?
「車の運転中は絶対に急ブレーキをかけてはならない」
この答えも「バツ」です。
危険を避ける場合の急ブレーキは問題ありません。
例で挙げた問題のパターンから分かるように
・「必ず」
・「絶対に」
・「いかなる場合でも」
のような文言が入っている問題の答えは
「バツ」になることが圧倒的に多くなります。
問題をよく読んでひっかからないことに気をつければ、
あとは根気よく暗記をするだけです。
問題数が多いので大変ですが、
あとちょっとの辛抱だと思って頑張ってくださいね。
ちなみに、免許センターの近くには
闇校や裏校と呼ばれる
試験の予測問題を出している場所もあります。
名前を聞くと「なんかヤバそう」と
思うかもしれませんが、
受講して捕まったり、
合格が取り消されたりということはないので
安心してください。
当日出題される問題のパターンはある程度決まっていて、
予測問題の受講をした人の合格率は
8割から9割とも言われています。
運転免許試験に自信がない人や、
「どうしても一発で合格したい」という方は
利用するのもありかもしれませんね。
まとめ
合格して免許を受け取れば
いよいよカーライフの始まりです!
初心者のうちは誰でも気をつけて運転しますが、
1番怖いのは慣れてきた頃です。
ハンドルを握るときは気を引き締めて、
素敵なカーライフを過ごしてくださいね。
試験頑張ってください!