暑さを感じる季節になりましたね〜!
水の中をスイスイと
気持ちよさそうに泳ぐメダカは、
眺めているだけで涼しげな気分にさせてくれます。
暖かくなってきた今、
水の様子が変化しやすかったり、
虫が発生しやすかったりしていませんか?
メダカの水槽に「赤い虫」が発生して
気になっているそこのあなた!
この記事では、
メダカの水槽に赤い虫が発生した場合の
対策方法から予防方法まで、
詳しくご説明していきます!
ぜひ参考にしてみてくださいね。
メダカの水槽の赤い虫は何?
メダカの水槽に発生する赤い虫…
それはズバリ「ユスリカの幼虫」なんです!
といってもご安心ください。
「ユスリカ」という名前や、
外見が似ていることから、
蚊の仲間と思われがちですが、
実はハエの仲間です。
そのため、
人間や動物の血を吸うことはありません。
夕方、小さな虫が群れになって
飛んでいるのを見たことはありませんか?
あの虫の正体が、
大量発生したユスリカなんです。
幼虫は、
外見が赤いことから「赤虫(アカムシ)」と
呼ばれています。
メダカの水槽に発生する赤い虫の駆除や対策方法!
ユスリカが発生する原因
では、なぜユスリカの幼虫が
メダカの水槽に発生するのでしょうか。
原因は、水槽内の水質悪化です。
ユスリカは、
汚れた水に卵を産む性質があります。
メダカの水槽には、
・メダカの糞
・餌の食べ残し
などがあり、
汚れやすい環境です。
・水換えの頻度が少ない
・バクテリアによる糞や
食べ残しの分解が進まない
・過密な飼育をしている
といった原因で、
水が汚れた状態になってしまうんですね。
そこにユスリカが卵を産み、
赤虫が発生するのです。
予防の方法
そのままにしておくと、
どんどん増えていく赤虫…
成魚のメダカは餌として食べてくれますが、
量によっては追いつかないことも。
また、水槽内にメダカの稚魚がいる場合は、
赤虫に食べられてしまう危険性もあるのです…
そこで、予防の方法をご紹介していきます。
予防方法1.水槽の水換えを適切に行う
冬場は、メダカも虫達も活発ではないため、
あまり変化が起こりません。
水槽の水換えも、頻繁には不要です。
しかし、暖かくなりメダカが餌をよく食べ始めると、
食べ残しや排泄物が増えます。
季節の変わり目は水槽の状態をよく観察し、
水換えを怠らないようにしましょう。
予防方法2.餌の量を調整する
餌の食べ残しがあると、水質悪化に繋がります。
メダカが確実に食べきることのできる量を与える、
ということも予防になりますね。
予防方法3.水槽に蓋をする
物理的に卵を産ませない作戦です。
ユスリカが入れないぐらいの、
細かい網を設置すると◎
穴のない蓋をするのは避けましょう。
酸欠になる、熱がこもり水温上昇、
などの危険性があります。
駆除の方法
すでに発生している場合、
予防をしていても発生してしまった場合には、
駆除をするしかありません。
メダカの水槽ですので、
とっても栄養豊富な活き餌として、
ある程度はメダカが捕食してくれます。
しかし、追いつかない場合もあるので、
その場合は人間の手が必要ですね。
・水槽の水換えを行う
・網やスポイトで除去する
といった地道な作業になってしまいます。
メダカに悪影響を及ぼすので、
薬剤は使えません。
ご紹介した予防方法と組み合わせて、
大量発生の悪循環をストップしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
屋外でメダカの水槽を管理していると、
赤虫の発生は避けがたいものです。
吸血しないといっても、
あまり気持ちの良いものではありませんよね…
水質をしっかりと観察し、
水換えの頻度を管理することが予防のポイントでした。
これからの暑い季節、赤虫を予防して、
涼しげなメダカのいる暮らしを楽しみましょう!
ぜひ、参考にしてみてくださいね。