月が昇る方角はどこから?意外に知らない月の世界を知ろう!




おつきさま

お月さまが昇ってくる方角は、いつでも東なんです。
ちょっと混乱しそうですが、太陽と同じ方向からのぼってくると言うことですね。

でも、ふと気がつくと西の方に見えたりもするような。。

じつは月が見える方角は毎日違うことをご存知ですか?

これには、月と地球と太陽の位置が関わっているんですが、一体どうなっているのでしょうか?

あなたが子どもに「なんで?」と聞かれたときに説明できるように、できるだけ分かりやすく解説しますね!

月が昇る方角とは?満ち欠けによって変わる月の名前も紹介。

月が昇る方角について知るには、まず地球と月の動きについて理解する必要があります。

学生時代に理科の授業で習ったことを、頑張って思い出しましょう!

地球は、およそ一日で一周、北極と南極を結ぶ軸を中心にくるくる回転しています。これを「自転」といいます。

そして、地球は太陽の周りをおよそ一年で一周、回転しています。これを「公転」といいます。

地球が自転しているために、あなたの住む場所は、太陽の方向を向いたり向かなかったりして、昼や夜が訪れています。

そして、地球が公転しているために、太陽との位置関係が変わって、日本では四季が感じられます。

そして、月は、およそ二十七日で一周、地球の周りを公転しています。
毎日、月は西から東に向かって少しずつ動いていて、場所を変えているんです。

もしも、あなたの住んでいる場所から、22時に月を見たとして、月が公転していないとしたら、いつも同じ場所に月が見えるはずなんです。
ですが、実際は月は公転しているために、昨日の22時に月を見た方向に比べて、今日の22時には少し東の方向に見えますよ。

そんなわけで、月が昇る方角はいつでも東からなんですが、
月の昇る方角は毎日変わるので、東西南北で答えを言うことができません。

月の昇る様子を観察したいときは、自分の位置と日付を入力すれば、月の昇る方角を自動計算して教えてくれるサイトやアプリがたくさんありますので、活用してみてくださいね!

ところで、月のカタチは満月や三日月など、日によって変わりますよね。
月は、太陽などのように、自分自身で光っているのではありません。
太陽の光が当たっているところだけが光り輝いて、当たっていないところは暗くなっています。

月は毎日公転するんでしたよね。だから、太陽の光が月に当たる場所も毎日変わります。
地球から見て、月が太陽と真逆の方向にあれば、月全体に太陽の光が当たるので、まんまるの「満月」になります。
地球から見て、月と太陽が90度の位置になると、月の半分に太陽の光が当たるので、半分の形の「半月」になります。

こういった月の形の変化を、「月の満ち欠け」と言います。
月は満ち欠けをすることで、いろいろな形になり、いろいろな名前で呼ばれます。なんとその数は十六種類にもなるんです!
ここでは、月の名前と旧暦で何日頃に見られるとされていたのかをご紹介します。

・新月(しんげつ)1日頃
ちょうど月に太陽の光が全く当たらず、見えない状態。

・二日月(ふつかづき)2日頃
糸のように細い月。繊月(せんづき)ともいう。

・三日月(みかづき)3日頃
有名な月。

・上弦の月(じょうげんのつき)7日頃
半月。弓張月(ゆみはりつき)ともいう。

・十日夜の月(とうかんやのつき)10日頃
半月より少し膨らんでいる。

・十三夜月(じゅうさんやづき)13日頃
満月に次いで美しいといわれる。

・小望月(こもちづき)14日頃
満月の前夜にみられる。

・満月(まんげつ)15日頃
きれいなまんまるの月。望月(もちづき)ともいう。

・十六夜月(いざよいづき)16日頃
満月よりいざよう=ためらう=遅れてくるの意。

・立待月(たちまちづき)17日頃
ここから先の月は、日没から遅れて昇るので、待つという意味の名前が続く。これは、立って待つの意。

・居待月(いまちづき)18日頃
座って待つの意。

・寝待月(ねまちづき)19日頃
寝て待つの意。どんどん月が昇る時間が遅くなる。

・更待月(さらまちづき)20日頃
夜更け=22時頃にようやく昇る。

・下弦の月(かげんのつき)23日頃
半月。真夜中〜昼頃まで見られる。

・有明月(ありあけつき)26日頃
有明=夜明けにようやく昇る。三日月のような形。

・三十日月(みそかづき)30日頃
新月に戻る。

月の裏側が見えない理由とは?月のことをもっと知ろう!

実は、地球から見ると、月はずっと表側を見せていて、裏側は見えません。
「月の裏側には、UFOの秘密基地がある!?」なんて都市伝説があったり、小説の舞台となったり、人類にとって月の裏側という見えない世界は、夢がある場所でもあります。

1968年にアメリカのアポロ8号が世界で初めて月の裏側を確認し、最近では2019年に中国が世界で初めて無人探査機を月の裏側に着陸させて話題になりました。

ところで、なぜ月の裏側は見えないのでしょうか?

月は、地球の周りをおよそ二十七日かけて公転しているとお伝えしましたよね。
それと同じ速さで、地球の自転と同じ方向に、月自体も自転しているんです。
そのため、月は常に同じ表側だけを地球に見せており、裏側は見せないというわけです。

自転と公転の周期が同じだなんて、なんだかすごいことですよね。これは、偶然ではなく、地球と月の引力の関係から、そのようになっているんです。

ちょっと難しい話ですが、2つのボールを地球と月に例えてみてください。地球のボールには、あなたの住む場所として一ヶ所印をつけて、月のボールには、表側に印をつけます。
それらを手で回しながら観察してみると、よく分かりますよ。
ぜひやってみてくださいね!

まとめ

今回は、月が昇る方角が毎日変わる理由について解説しました!

それは、月が二十七日かけて地球の周りを公転しているからです。

あなたの家の前で月を見るとき、昨日の22時に見た月の場所に比べて、今日の22時に見た月の場所は、月が公転して動いた分、少し東に移動しています。

月は公転するために、太陽の光が当たる場所も毎日変わります。そのため、月は満月になったり半月になったり形を変えます。

ちなみに、月の裏側を地球から見ることはできません。これは、月の公転周期と自転周期が同じだからです。

少し難しいですが、この記事を読んだ後で月を見ると、少し月を見る目が変わりそうですね。

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