大人気アニメ「鬼滅の刃」に登場する
お館様こと産屋敷耀哉(うぶやしき・かがや)。
大ヒットしている映画「無限列車編」にも
登場しますが、
その正体は謎に包まれていますよね。
今回は、そんなお館様が何者なのかについて、
詳しくご紹介します!
驚くべき事実も判明しますよ!
*一部ネタバレを含みます。
「鬼滅の刃」のお館様って何者なの?
鬼を討伐するために作られた組織・鬼殺隊(きさつたい)。
数百名の隊士のトップである当主こそが、
お館様(おやかたさま)こと産屋敷耀哉(うぶやしき・かがや)です。
鬼殺隊の歴史は古く、1000年以上続いていますが、
その間ずっと、鬼殺隊の当主は
産屋敷家の男子が世襲制でつとめてきました。
お館様自身には戦闘能力はほとんどありません。
数回剣をふるうだけで脈がおどるほどに身体が弱く、
額や目元は皮膚がただれて
アザのようなものでおおわれており、
すでに失明していて目は見えていません。
お館様の初登場シーンは、鬼殺隊の幹部が集まる
柱合会議(ちゅうごうかいぎ)の場面です。
最強の柱達を口元に
人差し指を当てるジェスチャーだけで
瞬時に静かにさせていました。
また、狂犬のように暴れていた
風柱・不死川実弥ですら
お館様の姿を見ただけで跪いていましたよね。
お館様本人は弱いのに、
どうしてこんなにも隊士たちに
慕われているのでしょうか?
その理由は、お館様の生まれ持った、
人並外れた人心掌握能力やカリスマ性、
卓越した先見の明で人を導く力、そして何より、
隊士の悲しみや苦しみを全て受け入れる人間性にあります。
隊士の多くは、鬼に家族を殺されたり、
親に捨てられたりなどして、
生きる目的や居場所を無くした辛い過去を持っています。
そうした隊士たちに、
お館様はそのとき欲しいと思う言葉をかけられ、
鬼殺隊という新たな生き方を与えてきたのです。
そのため、隊士はお館様を恩人と考え、
忠誠を誓っているのです。
お館様は隊士を「私の子どもたち」と呼びます。
隊士全員の名前と生い立ちを把握していて、
命を落とした隊士のお墓参りを欠かさず、
一人ひとりをとても大切に思っています。
とはいえ、鬼殺隊のトップであるお館様は、
下っ端の隊士ではお目にかかることも難しい存在です。
お館様に会えるのは、
半年に一度柱合会議のために集められる柱たちや、
お館様に呼びつけられた隊士だけです。
また、お館様の声はとても特徴的で、
1/fゆらぎの声質のため、
聴く者を心地よくさせる力があります。
実は…鬼舞辻無惨と関係していた!!
お館様を含めた産屋敷一族の悲願は、
「鬼舞辻無惨を滅殺すること」です。
当主は代々短命なのですが、
それでもその悲願達成のために
死ぬまで全力を注いでいるのはなぜでしょうか。
その秘密は、鬼の誕生に関係しています。
鬼の始祖である鬼舞辻無惨は、
平安時代に生まれました。
生まれつき病弱だった無惨は、
ある医者が処方した薬を飲んだことで、
鬼の体を手に入れます。
長く生きられる代わりに、
人間を食べる必要があり、
日光にあたれない体になったのです。
この無惨が、実は元々は産屋敷一族の血筋なのです。
そのため、無惨とお館様は、
並んでみると瓜二つの見た目です。
しかしその存在は、陰と陽のように真逆のものです。
同じ血筋から鬼を生んでしまったために、
産屋敷一族は長くても30年しか
生きられないという呪いがかかっています。
そのせいで、お館様は病弱で、
皮膚もただれているのです。
物語の時点では、お館様は23歳で、
残された時間は短くなってきています。
この呪いを断ち切るために、
産屋敷家は執念で鬼殺隊を
千年以上に渡り存続してきました。
お館様の家族には、妻のあまねと、
息子輝利哉(きりや)、
娘にちか・ひなき・くいな・かなたの五つ子がいます。
子どもたちはまだ8歳と幼いですが、
お館様が長くは生きられないため、
お館様が亡くなればすぐに
鬼殺隊を導く存在となれるように、
小さい頃から厳しく育てられてきました。
輝利哉もまた、短命となる運命を背負っています。
お館様の代で、この呪いを断ち切ることはできるのでしょうか…!?
まとめ
今回は、鬼滅の刃に登場する謎の人物・お館様について解説しました!
お館様は鬼殺隊の当主で、
その人間性やカリスマ性で、
数百人いる隊士を束ねて導いています。
お館様を含めた産屋敷一族は、
千年以上に渡り鬼舞辻無惨の滅殺をかかげて、
鬼殺隊を維持してきました。
その理由は、
同じ血筋から鬼である無惨を生んでしまったことによる、
産屋敷家にかかった短命の呪いを断ち切るためです。
お館様の悲願は達成されるのでしょうか。
今後の展開からも、目が離せません!
■次の記事では、劇場版鬼滅の刃にも出てくる鬼「猗窩座(あかざ)」について紹介しています。
ぜひ読んでみてくださいね。
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