秋が近づくと、
街中では金木犀(キンモクセイ)のいい香りが
漂ってきますね。
金木犀の心を穏やかにする香りを、
いつもそばにおいておきたいと思いませんか?
実は、金木犀の花を使って
簡単に手作りの香水が出来るんです!
今回は、その材料と作り方をお伝えします。
自分で金木犀の香水を作って、
いつでも香りを楽しめるようにしましょう!
金木犀の香水に必要なのは無水エタノールと茶色い小瓶
早速、金木犀の香水の作り方です!
材料は、なんと3つだけです。
・金木犀の花
茎や葉を取り除いておきます。
・無水エタノール
消毒用エタノールではなく、
無水エタノールです。
間違えないようにしましょう。
・茶色い小瓶
香水は日光や蛍光灯の光で劣化するため、
光を遮断できる茶色を選びます。
金木犀の花さえあれば、
無水エタノールと小瓶は
百均でも準備できちゃいます。
作り方も、とっても簡単です。
①金木犀の花は、
作りたい香水の量の
2分の1程度の量を準備します。
②茶色い小瓶に金木犀の花を入れ、
その倍量の無水エタノールを入れます。
③しっかりフタをしたら、
光の当たらない冷暗所で
2ヶ月ほどおいておきます。
たったこれだけで、
手作りの金木犀の香水が完成します!
金木犀の花は小さいので、
摘むのがちょっと大変ですが、
頑張りましょう。
また、作った直後は
無水エタノールの
ツンとした匂いが心配になりますが、
時間をおくことでなくなるので
安心してくださいね。
待つ2ヶ月はちょっと長く感じますが、
作るのはあっという間です。
出来上がりを楽しみに待ちましょう♪
いざ出来上がった香水の
香りが強すぎると感じる場合は、
精製水で薄めるといいですよ。
スプレーボトルに入れて
ルームフレグランスにしたり、
マッサージオイルに混ぜたり、
色々な楽しみ方ができます。
金木犀の香りのココロとカラダに良い効果とは?
香水にできてしまうほどいい香りの金木犀。
実はその香りには、
さまざまな効果があるのです。
リラックス効果
金木犀のそばを通ると、
気持ちが軽くなる感じがする方も
多いのではないでしょうか?
金木犀には、イライラや緊張感・不安感を
落ち着かせてくれる効果があります。
鎮静作用もあるため、
不眠にも役立つとされています。
ダイエット効果
金木犀の香りには、
食欲を増進させる脳内のタンパク質
「オレキシン」を作らせない
働きがあります。
実際に、金木犀のエキスを垂らしたガーゼを
ポケットに入れておくことで、
満腹感が高まった、
という研究結果もあるそうです。
アンチエイジング
私たちの体は、
酸素を利用して活動していますが、
そのとき一緒に活性酸素という
細胞を傷つける成分も作り出してしまいます。
ストレスや喫煙なども
活性酸素を多く生み出す原因になります。
この活性酸素は体内の酸化、
つまり老化につながります。
人間は、元々活性酸素を抑制する
抗酸化作用を持っていますが、
金木犀はその抗酸化作用を
高める働きがあるといわれています。
抗酸化作用が高まると、
アンチエイジングが期待できるのです。
金木犀が秋の訪れを知らせてくれることに、
毎年癒されていましたが、
なんとこんな優れた効果があったのですね!
香水が完成したら、
ぜひ普段の生活にたくさん取り入れて、
この嬉しい効果を実感したいですね。
まとめ
今回は、金木犀の花を使って
手作りの香水を作る方法をお伝えしました!
材料は無水エタノールと
茶色い小瓶の2つだけで、
百均でも手に入るような手軽さです。
作り方もとっても簡単で、
金木犀の花と無水エタノールを混ぜて、
2ヶ月冷暗所に置いておくだけです。
金木犀の香りには、
リラックス効果やアンチエイジング、
抗酸化作用といった嬉しい効果があります。
香水を作ったら、
ぜひ日常に取り入れてみてくださいね!