赤ちゃんが生まれるって本当に嬉しいものですよね。
欧米では「小さな靴下を編んでいる」というのは、
赤ちゃんを心待ちにしている幸せなママのことです。
一昔前には出産祝いの第一候補は、
ベビー用の毛糸だったそうですよ。
現在もハンドメイド好きなママなら、
可愛い赤ちゃんのために、
素敵なニットの靴下を編んでみたいと思うでしょう。
お孫さんやお友達の赤ちゃん用に
靴下をプレゼントしたい人もいるでしょう。
ここで、冬生まれの赤ちゃんのために
簡単に作れるカギ編の靴下をご紹介しましょう。
赤ちゃんの靴下にも冬らしさを…
ウインターデザインをご紹介
冬生まれの赤ちゃんは、
小さいうちから外へ出る機会があるでしょう。
でもまだ靴は履けないですよね。
だから毛糸の靴下は必要なのです。
できれば足首まですっぽり包むデザインがいいですね。
こんなシンプルなブーツタイプの靴下なら
寒い冬でも大丈夫です。
材料と作り方をご紹介しましょう。
材料
・ベビー用毛糸 50g
・4号かぎ針 1
・毛糸針 1
作り方
1段目、まず毛糸で輪をつくり、くさり編3目を立てて
長編みを7目作り、全部で8目にします。
2段目、1目に2目ずつ長編みを編み、全体で16目になるようにします。
3段目、1目おきに1目ずつ増し目をして、全体で24目になるようにします。
4段目、増し目なしで長編を編みます。
5段目からは一周したら、最初の目に戻らないで、
逆戻りをして、履き口を作ります。
そのまま往復編みをして、11段目まで編みます。
かかとの部分を引き抜はぎをすれば本体は完成です。
毛糸針で閉じてもいいでしょう。
足首の部分を細編みで1段編みます。
次の段は1目おきに3目くさり編を入れ
これを2回繰り返してはき口の出来上がりです。
最後にくさりあみを40㎝編んで紐を作り
はき口に通してリボンにすれば完成!
初めから男の子か女の子かわかっているなら、
ピンクやブルーの毛糸で編むのもいいですね。
男女の区別は内緒ということなら、
靴下本体は白で、後で性別が分かってから、
リボンの色だけピンクやブルーにする
というのもいいアイデアです。
ちょっと面倒でも、編み方は二種類しかないので、
慣れれば片方1時間以内で編めます。
この靴下は10~11㎝ぐらいで、
6カ月ぐらいの赤ちゃんにちょうどいいはずです。
ちょっと気を付けたいことは、
きつめに編んで可愛らしいサイズができた!
それもいいのですが、あまりに小さいと
赤ちゃんが履けるようになるころには足が入らない、
ということなりかねません。
私の友人も妹の赤ちゃんのために、
可愛らしいピンクの靴下を編んでいました。
女の子らしいから、可愛らしくて小さいのがいい、
と思ったのです。
ところが予想に反してビッグベビーが生まれました。
その冬あのベビー靴下を履かせようとしたら、
すでにきつくて履けませんでした。
くれぐれもベビー用靴下は
余裕のあるサイズを作ってくださいね。
暖かくて安心の靴下を・・・
赤ちゃんだからこそこだわりの素材でプレゼント
赤ちゃんの肌はとてもデリケートです。
できれば天然繊維のウール100%がいいですね。
寒さ対策にもウールは暖かくていいわけです。
でもすぐに汚すからお洗濯が心配?
そうですよね。
でも大丈夫です。
ウオッシャブルウールがありますよ。
これならいつでも気軽に洗えてしかもウールだから暖か!
ベビー用の柔らかい細い糸で編んであげたいですね。
丈夫にしたいなら、アクリルとウールの混紡もあります。
アクリルは半分以下がいいでしょう。
確かにアクリルが入ると丈夫になります。
ただし、この時期はまだ赤ちゃんは歩けないので、
アクリルを多く含んでいる必要はないのですね。
夏生まれの赤ちゃんなら、
オーガニックコットンはオススメです。
肌触りがいいし、
赤ちゃんの柔らかい肌にもピッタリですね。
でも冬なら、コットンは
暖かさという点でちょっと不安があります。
せっかくプレゼントするなら、
ベビー用のウール100%がいいでしょう。
まとめ
冬に赤ちゃん用のウールの手編み靴下は、
素敵なプレゼントです。
足をすっぽり包むタイプの靴下なら、最高ですね。
かぎ針編みの靴下は、
簡単に作れて材料費もわずかです。
冬用の赤ちゃん靴下の素材は、
肌にやさしいウオッシャブルウール100%などが
いいでしょう。
赤ちゃんを心待ちにしているママさん、
可愛い赤ちゃん用の靴下を編んでみませんか?