蒸し暑さが続いて、
夏の訪れを感じると同時に
気になるのが子供の虫刺され。
刺された部分がいつまでも残っていると、
そのままシミにならないか…なんて
心配になります。
虫よけスプレーは、
子供の身体に直につけるものだから、
出来るだけナチュラルで肌に優しいものを
選びたい…そう思っていませんか?
わかります。
私自身、肌が弱いので子供につけるものも
出来れば優しいものをと考えています。
そこで今回は、
子供にも安心なアロマオイルを使った
虫よけスプレーの使い方をご紹介します。
虫よけスプレーをアロマオイルで作る方法
虫よけスプレーと言えば
ドラッグストアなどで
売っている既製品を思い浮かべますが、
実はアロマオイルを使って、
簡単に手作りすることが出来ちゃいます。
手作り虫よけスプレーのレシピを覚えて、
実際に作ってみましょう。
〇準備するもの
・アルコールOKのスプレーボトル(今回は60mL容器)
・無水エタノール
・精製水
・虫よけ効果のあるアロマオイル(精油)
〇作り方
①無水エタノールを
スプレーボトルに
5mL入れる
②スプレーボトルにアロマオイルを
5~10滴ほど加えて軽く振り混ぜる
③精製水45mLを加えて、
蓋を閉めてよく混ざるように
容器を振る。
以上で完成です!
とても簡単でびっくりしますよね。
この手作りの虫よけスプレーは
防腐剤が入っていないので、
今シーズン中に使い切るのが理想です。
また、アルコールが使えないお子さんの場合は
精製水とアロマオイルだけで作ることもできます。
その場合、更に劣化が早くなるため、
作るのは少量にして1~10日程で
使い切るようにしましょう。
虫よけ効果のあるアロマオイルはコレ!
実は虫よけ効果のあるアロマオイルは
1種類だけではありません。
虫が嫌がる、というだけあって
人の好みも分かれる特徴的な香りがします。
せっかく手作りしても
子どもが嫌がってつけてくれなかったら
台無しですよね。
香りに敏感なお子さんに使いたい場合は
手作りするときに、お子さんと
香りの好みを相談しながら
作ってもいいですよね。
虫よけ効果のあるアロマオイル① 薄荷(ハッカ)
ハッカソウという
日本にも多く生息しているミントの一種。
ミント系特有の清涼感があり、
爽やかで夏に使用しやすい。
特にアルコールフリーの虫よけスプレーを
作りたいときにおすすめ。
虫よけ効果のあるアロマオイル② シトロネラ
イネ科オガルカヤ属。
虫よけのアロマとしての代表的存在。
シトロネラール(テルペン系アルデヒド)という
虫が嫌がる香りが多く含まれています。
グリーン系の特徴的なシトラスの香りがします。
虫よけ効果のあるアロマオイル③ レモングラス
シトロネラと同様のイネ科オガルカヤ属。
シトロネラに比べるとレモン感が強いのが特徴。
葉を乾燥させ、ハーブティーにすると
レモンティーのような風味になります。
グリーン系の香りが苦手な方は、
レモングラスの方が
取り入れやすいかもしれません。
虫よけ効果のあるアロマオイル④ レモンユーカリ
フトモモ科ユーカリ属の常緑樹。
シトロネラよりも
シトロネラールの成分量が多いと
言われています。
フレッシュなレモンの香りが強く、
レモングラスやシトロネラに近い香りなので、
テスターがあるお店で
お好みを探してみてもいいかもしれません。
虫よけ効果のあるアロマオイル⑤ ローズマリー
シソ科アキギリ属の常緑性低木。
我が家にもモリモリに
生い茂っている生命力の強いハーブです。
ローズマリーには
カンファーという成分が含まれていて、
蚊はもちろん、ダニやハエ、ゴキブリなどの
害虫にも効果があると言われています。
スパイシーさのあるグリーン系の香りです。
アロマオイルの種類はたくさんあります
実はこれらのアロマオイルには、
・葉
・茎
・根
・樹皮
・果皮
・花
・種子
などの素材から抽出した
100%植物由来の「精油」から、
人工香料を使った「アロマオイル」まで
幅広く売られています。
虫よけ効果のあるものを作りたい場合は
植物由来の精油を選んでみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は子供にも安心な虫よけスプレーの作り方と、
虫よけ効果のあるアロマオイルをご紹介しました。
作り方は簡単!
香りも好みで選べるので
お子さんと夏休みに作ってみるのも
おすすめですよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね!