「お部屋の限られたスペースを
有効に使いたい」
とお悩みのあなた!
ホームセンターやネット通販でもみかける、
ハンガーラックの2列タイプも
気になっているのではないでしょうか。
1つの収納グッズに、
いつもよりたくさんの洋服をかけられたら
嬉しいですよね。
でも、上手く使いこなせなかった、
という声も多いので、
購入してもよいか悩みますよね。
そこで、どうしてハンガーラックの
2列タイプが使いにくいのか
検証してみました。
そして上手な活用方法についても
ご紹介しますので、購入の前に、
参考にしてみてください。
ハンガーラックの2列が使いにくい理由を徹底検証!
一見便利そうに見える2列のハンガーラック、
どうして使いにくいのでしょう。
その理由は、主にこちらの3つです。
・大きすぎて、部屋を圧迫してしまう
・収納量は思っているほど増えない
・奥にかけている服の事を忘れてしまう
1列のタイプよりもたくさんかけられる。
ということは、
その分、場所をとってしまうのですよね。
商品自体の奥行きは
1列でも2列でもあまり変わらないため、
お店で見るとあまり圧迫感はありません。
でも2列タイプの場合は、
服をかけると肩の部分が
ラックの前後にはみ出します。
だから、商品の幅よりも広く
部屋を使用してしまい、
使用してみると思ったより
部屋が狭く感じるのです。
2段になったら、
いつもの2倍の服をかけられるのでは…
と期待してしまいますよね。
私が2段のハンガーラックを買った理由も
コレです。
でも、実際はそんなにたくさんは
掛けられませんでした。
なぜなら、ハンガーにかけた状態の
服の肩幅は、40~50cm。
1段目と2段目の感覚が50cmくらい無いと、
前後の服が重なってしまいます。
大抵のハンガーラックは
そんなに間隔をとられていないので、
前後の服の肩部分が重なってしまい、
期待していたほどの量の服は
掛けられないのです。
もうひとつ困るのが、
後ろの段に掛けた服が見えにくく、
取り出しにくいこと。
普段目に入らないので、
かけている服の事を
忘れてしまうんですよね。
結果、似たような服を
また買ってくるので服が増えてしまった、
なんてことになりがちです。
2列のハンガーラックも使い方によっては便利グッズに!
デメリットが気になる
2列のハンガーラックですが、
安心してください。
使い方次第で、
充分に活用することができますよ。
使いこなすには、
「ルールを決めて使う」ということが大切です。
ここでは、上手に使いやすいルールをご紹介します。
親子で、人別に分けて使う
例えば、
後列にはママの服、
前列には子どもの服、
と持ち主ごとに分て使用してはどうでしょうか。
「どこに誰のものがあるか」が
分かるだけでも、
服は迷子になりづらいですよね。
そして、「前列はこども」と言うのが
ポイントなんです。
子供服は肩幅が狭いので、
後列のママの服と重ならないんですよ。
前後の服が重ならなければ、
スペースを目一杯使用して
服をかけられます。
また、前の服を寄せて後ろの服を取り出す…
なんて動作もスムーズになります。
アイテム別に使う
後列はトップスやワンピース、
前列にはボトムス、
と言ったようにアイテムごとに分けるルールも
オススメです。
理由は、人別に分ける場合と同じ。
ボトムス用のハンガーは、
一般的なハンガーよりも幅が狭いので、
後列の服と重ならずにかけられます。
各アイテムの場所が固定されていれば、
朝のコーディネートも楽になりますよ。
まとめ
便利そうなハンガーラックの2列タイプですが、
商品の幅以上に部屋のスペースを
圧迫してしまいます。
また、思っているほど収納出来なかったり、
後列の服を扱いづらいことから、
使いにくいと感じることが多いです。
ですが安心してください。
「後列はママ、前列は子ども」
「後列はトップス、前列はボトムス」
などのルールを決めることや、
前列には幅が狭いハンガーをかけることで、
前後の服が重ならずに、
ハンガーラックを有効に使うことができますよ。
限られたスペースでもスッキリと服をまとめて、
毎日気持ちよく過ごしたいですね。