当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

ほうれん草はお味噌汁にそのまま入れちゃダメ?どうすれば美味しく仕上がる?




ほうれん草の味噌汁

ほうれん草をお味噌汁の具にすると、
色味がよくなるし、栄養もとれるので、
ぜひ入れたいですよね!

でも、食べるときには
色が緑から茶色に変わっていて、
あまり美味しそうじゃない…
それならいっそ生のまま
入れてしまえばいいんじゃない?

そう考えているそこのあなた、
ちょっと待って!

ほうれん草は、
生で食べない方がいいですよ!

実は、他にほうれん草を
お味噌汁で美味しく食べられる方法が
あるんです。

今回は、その方法をご紹介しますね。

ほうれん草をお味噌汁にそのまま入れてはいけない理由は?

ほうれん草といえば、

・鉄分
・カリウム
・ビタミンC
・βカロテン

など、女性に嬉しい栄養素が
たっぷり詰まった野菜です。

お味噌汁に入れることができれば、
一度にたくさん食べられるし、
きれいな緑色のおかげで
食卓の彩りもよくなりますよね!

ただ、ほうれん草をお味噌汁に入れて
火にかけると、最初は緑色なのに
どんどん茶色っぽく濁った色に
なってしまいませんか?

これは、ほうれん草の色素が、
熱に長くさらされると変性してしまうことが
原因なんです。

「それなら、ほうれん草に火を通さずに、
 食べる直前に生のままで入れればいいじゃない!」

と考える人が結構いるみたいですね。

サラダほうれん草などの、
生のまま食べられるほうれん草も
あるからかもしれません。

確かに、
それならほうれん草はキレイなままです。

でも、実は、ほうれん草は
生で食べない方がいいんです!

その理由には、「シュウ酸」という成分が関係してきます。

ほうれん草にはシュウ酸が含まれています

「ほうれん草にはアクがある」って
聞いたことありませんか?

生のほうれん草を食べると、
ちょっとエグ味や苦味を感じます。

このアクの正体が、シュウ酸です。

シュウ酸は、
生のほうれん草に多く含まれています。

シュウ酸は、
エグ味や苦味のもととなるだけでなく、
なんとたくさんとりすぎると
尿管結石の原因となる可能性があるんです。

でも、大丈夫!

シュウ酸は水に溶けやすい性質があるので、
下茹でをしてサッと水にさらせば、
少なくすることができます。

ほうれん草をお味噌汁に入れるときには、
生ではなく下茹でをしてから
入れる
ようにしましょう。

炒め物などのお料理のときにも、
一旦下茹でをして
シュウ酸を減らすと安心ですね。

ちなみに、
ビタミンCやカリウムなどの栄養分も
水に溶けやすい性質があります。

下茹でや水にさらす時間は、
1〜2分程度と短くするようにしてくださいね。

ほうれん草のお味噌汁が美味しく仕上がる方法はコレ!

ほうれん草
ほうれん草は
火を通した方がいいことが分かりましたね。

でも、お味噌汁に入れると
色が悪くなるのはやっぱりイヤですね!

というわけで、
ほうれん草のお味噌汁を
美味しくキレイに仕上げる方法
ご紹介したいと思います!

それは…

「ゆがいておいたほうれん草を、
食べる直前にお味噌汁に入れる」

たったこれだけのことなんです!

確かに簡単なことなのですが、
いくつかの大事なポイントを知っておくと、
より美味しくほうれん草のお味噌汁に
出来ちゃいますよ。

ほうれん草のお味噌汁のコツ① ほうれん草の下茹では、熱湯で短時間!

ほうれん草は、アク抜きのために
下茹でが必要でしたよね。

ほうれん草の色素が
もっとも壊れやすいのは、
40℃くらいのお湯です。

また、長く茹でるのもよくありません。

そのため、下茹でをするときには
それ以上の熱湯を使い、
1〜2分でさっと茹でるようにします。

ほうれん草のお味噌汁のコツ②ゆがいたほうれん草は、流水で一気に冷やす!

ほうれん草を含めた緑色の野菜は、
茹でた後に流水で一気に冷やすと、
色がキレイに出やすくなります。

さらに、食感もシャキッとよくなります。

ほうれん草の場合は、
下茹でに加えて流水にさらすことで、
シュウ酸が7割近く水に溶けて除去できるので
なおさらやったほうがいいですよ。

ただし、あまり長い時間水にさらすと、
体に良いビタミンCやカリウムも
一緒に水に溶け出してしまいます。

水につけっぱなしにせず、
2〜3分でざるにあげましょう。

ほうれん草のお味噌汁のコツ③
お味噌汁を食べる直前に、ほうれん草を入れる!

ほうれん草を下茹でして
流水で冷やしたら、
いよいよお味噌汁に入れるときです!

ほうれん草は、
40℃くらいのお湯に
長い時間入っていると、
色素が変性してしまうんでしたよね。

さらには、
お味噌などの調味料に触れると、
酸化してしまうことも分かっています。

ですから、お味噌汁を食べごろまで
お鍋で温めてから、
やっとほうれん草を入れます。

ほうれん草は、流水にさらしたために
冷たくなっているので、
ほどよく温めましょう。

温まったら、
すぐに器に入れて食卓に出して、
美味しくいただきまーす!

これらのポイントを押さえれば、
美味しくてキレイな
ほうれん草のお味噌汁
作れます!

ぜひ試してみてくださいね。

まとめ

今回は、
「お味噌汁に生のほうれん草を
入れていいの?」

という疑問にお答えしました!

生のほうれん草にはシュウ酸という
アクになる成分が含まれており、
たくさんとることで
尿路結石の原因となってしまいます。

シュウ酸は水に溶けやすいため、
下茹でして流水で冷やせば
7割ほどを除去することができます。

キレイで美味しい
ほうれん草のお味噌汁を作るには、
熱湯で下茹でして
流水で冷やしたほうれん草を、

食べる直前にお味噌汁に加えると
いいですよ。

タイトルとURLをコピーしました