クリスマスが近づいてきました。
心がワクワクする季節です。
街を歩くととってもきれいなクリスマスツリーを
あちこちで見ることができますね。
でも、クリスマスツリーにはきれいなだけじゃない、
深い意味があるってご存じでしたか?
なかにはちょっと怖い意味も…。
今回はクリスマスツリーのオーナメントや
サンタクロースについての
あまり知られていない意味をご紹介します。
これを読んで、
よりクリスマスを味わってくださいね。
ツリーのオーナメントの怖い意味
クリスマスツリーをいっそう豪華にさせるオーナメント。
1つ1つにはキリスト教に関係した
深い意味があります。
いちばん上に飾る星(トップスター)
クリスマスツリーで
ひときわ輝くてっぺんの星。
ツリーの上に飾る星は「ベツレヘムの星」を
表しています。
これはイエス・キリストの誕生を知らせた星と
いわれています。
キャンディーケーン
子どもの頃ワクワクした、
カラフルな杖の形のキャンディー。
この杖は、羊飼いが使うものなんだそう。
聖書では羊飼いはイエスキリスト、
人間は羊に例えられることが多いです。
羊飼いが羊を導く杖を表すキャンディーケーン。
キリストが私達人間を導いてくれるという意味を
持っています。
ベル
かわいらしい形のベル。
ベルは天使が鳴らした
「キリストの誕生を知らせる喜びのベル」に
ちなんでいます。
これらのオーナメントには
深い意味が込められていますが、
怖くはないですね。
では、少し怖い意味があるオーナメントも
ご紹介します。
オーナメントボール
アダムとイブが食べた「知恵の木の実」である
リンゴを表しています。
さまざまな色がありカラフルですね。
色によって意味がありますが
赤のオーナメントボールは「キリストが流した血」を
表しているそう。
とってもきれいで
我が家もたくさん飾っていますが、
血だと思うとちょっと怖いかも。
ヒイラギ
トゲトゲのあるヒイラギの葉。
このひいらぎはキリストが処刑される時に被った
いばらの冠を意味しています。
赤い実はキリストの血を表しているそう。
クリスマスケーキにもちょこんとかわいく
乗っていることの多いヒイラギですが、
実はこんな意味があったんです。
サンタにまつわる怖い話
サンタクロースといえば
赤い服に白おひげをはやした
プレゼントをくれる優しいおじいさん。
でも怖―い「黒いサンタクロース」なるものも
存在するようです。
ヨーロッパ周辺で伝えられている
「黒いサンタクロース(ブラックサンタ)」は
悪い子にお仕置きするそう。
そのお仕置き方法がとっても怖いんです。
ブラックサンタのおしおき。クネヒト・ループレヒト。
ドイツに伝わる「黒いサンタクロース」は
「クネヒト・ループレヒト」と呼ばれています。
クネヒト・ループレヒトは、
悪い子を懲らしめるために怖いことをします。
・炭や木の棒などうれしくないものをプレゼント
・子どもを袋で叩く
・子どもを大きな袋の中に入れて連れ去ってしまう
子ども達にとって恐怖ですね!
怪物のようなクランプス
また似たような伝承として挙げられるのが
「クランプス」。
こちらも悪い子を懲らしめます。
このクランプス、見た目がとっても恐ろしく、
怪物のような姿をしているそうです。
ヨーロッパの地方では
12月にクランプスの祭りが開催されます。
クランプスたちが街を練り歩き、
子どもを震え上がらせているそう。
「In Bavaria, Krampus Catches the Naughty The New York Times」
ドイツのバイエルン州で行われた
クランプの祭りの様子です。
大人でも非常~に怖いです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
クリスマスツリーのオーナメントにまつわる深い意味や
サンタクロースの怖い話をご紹介しました。
今年は一味違ったクリスマスの雰囲気を
感じてみてくださいね。