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防災グッズでいらなかったもの!経験者の意見からまとめ。




ここ数年、毎年のように自然災害が起きており、
防災グッズを揃えるようになった家庭も
多いのではないでしょうか。

家族のためを思うと
たくさん準備したくなりますが、
「これって本当にいるの?」
悩むグッズもありますよね。

最近は被災の経験者の方たちが、
あってよかったグッズ・いらなかったグッズを
教えてくれています。

今回は「防災グッズでいらなかったもの」
スポットをあてて、
ご紹介したいと思います。

また、そのあとには
「防災グッズで本当に必要なものリスト」
用意しています。

購入に悩んでいるものがあれば、
ぜひ参考にしてくださいね。

防災グッズの中でも高価&重い物こそいらなかった・・・

防災グッズ

まずは、よく「あったほうがいい」とされる
防災グッズの中から、

災害を経験した方の多くに、
「これはいらなかった」
言われているものをご紹介します。

防災グッズでいらなかったもの① 発電機

電気が寸断されたときのために、
「小型の発電機を準備すれば便利なのでは?」
思う方も多いようです。

ただ発電機は、
防災用として備えておくものとしては
数十万円と購入費用が高く、
場所もとってしまいます。

使用中は音も大きくなります。

もし自宅が損壊して、
住むには危険な状態になった時には
避難所まで持ち運ぶことも難しいです。

そのためスマホ用の電池式充電器や、
調理用のカセットコンロなど、
他の防災グッズを揃えた方が
得策とも考えられます。

また、水道やガスなどは
障害復旧まで数十日かかることもありますが、

電気はライフラインの中でも
比較的復旧まで早いことも
頭に入れておきましょう。

防災グッズでいらなかったもの② テント

「自宅が住めない状態になった」
「避難所でのプライバシーが
 守られにくい生活を避けたい」
「車中生活のエコノミー症候群が怖い」

などの理由から、
テントが防災グッズに挙げられることがあります。

しかし実際の災害現場では、
何が落ちているか分からなかったり
火事場泥棒が出たりと、

さまざまな危険性があるため
テントでの生活はオススメできません

避難所の敷地内なら大丈夫かもしれませんが、
他の家庭との兼ね合いを考えると、
やはりテントは建てられないでしょう。

こちらも安価ではなく場所もとるため、
購入については慎重に考えたほうがよさそうです。

 

避難所や車中生活を少しでも快適にするために、
「寝袋やエアーマットがあればよかった」
という意見もみられるため、
そちらを検討してもいいかもしれません。

防災グッズでいらなかったもの③ 大容量サイズの水

「うちにはウォーターサーバーの水が
常に家にあるから、
災害時の備蓄の水は大丈夫!」

と思っていませんか?

自宅に住めたらそれでいいですが、
避難しないといけなくなったら、
10リットルや20リットルが
入ったボトルを運べますか?

そうなんです。

避難するときのことを考えると、
やはり500mlや2リットルのペットボトルの備蓄も
必要なんですね。

小分けのペットボトルは災害時に有効です

ウォーターサーバーの水もペットボトルの水も、
備蓄しているとかなり場所をとりますので、
備蓄としてはペットボトルのほうが
自宅避難・避難所への避難ともにカバーできます。

一度防災リュックに水を入れて背負ってみてください。

2リットルでもかなり辛くなります。

でも500mlだと
すぐ飲み切ってしまうかもしれません。

ご家庭の人数に合わせて、
適切なものを準備しておきましょう。

高価なものや場所をとるものは、
本当に使えるのか・必要なのか
よく考えることが大切ですね。

防災グッズで「とりあえず入れておこう」は120%いらなかった物だった!

防災

防災グッズを準備していると、
「これもあったほうがいいかな?」
「とりあえず入れておこうかな?」
と思うことってありますよね。

あれもこれもと防災リュックに入れて、
いざ避難をするときに
「重くて運べない」なんてことに
なってはいけません。

ここでは、
「とりあえず入れておいたけど、
やっぱりいらなかった!」

という意見が多い防災グッズをご紹介します。

防災グッズでいらなかったもの④ ロープ

救助をしたり物を縛ったりするのに
ロープが必要と言われますが、実際に縛るには
しっかり練習をしないとなかなか難しいのです。

そのため、結局あまり使わないようです。

物を縛るならビニール紐などのほうが使い勝手がいいです。

防災グッズでいらなかったもの⑤ コンパス

方角を調べるために使うコンパスですが、
最近はスマホの地図アプリ
コンパスアプリがあります。

そのため移動するときには、
避難所などで出来るだけ
充電をしてからにする方が多いため、
あまり使う場面はないようです。

また、防災リュックを背負って移動するのは
大抵避難所ですから、
方角が分からなくても大体の道順は分かります。

防災グッズでいらなかったもの⑥ 新聞紙

寒さをしのぐために新聞紙を利用する方法を
聞いたことはありますよね。

ないよりはあったほうがましですが、
新聞紙を用意するくらいなら
アルミブランケットなどの防災用ブランケット
準備することをおすすめします。

そのほうがより暖かいですし、
新聞紙は濡れると使い物になりません。

防災リュックに入れられるものの量は
限られています。

本当に必要になるものかどうか、
チェックしながら準備することをおすすめします。

防災グッズで必要なものリストは?

防災

防災グッズで
あまりいらないものは分かりましたね。

次は「防災グッズで必要だったもの」
チェックしていきましょう。

準備しておくべき防災グッズのリストは、
政府や自治体、テレビ局、家電メーカーなど、
数多く作られています。

今回は、そこにさらに被災経験者の意見も交えて、
「防災グッズで本当に必要なものリスト」
作りました。

ぜひ参考にしてくださいね。

防災リュックにあらかじめいれておくもの

 

【防災グッズで本当に必要なものリスト】

○防災リュック/非常用持ち出し袋
・飲み物、食べ物
・ラジオ付き懐中電灯
・スマホ充電器
・乾電池
・救急用品
・歯ブラシ、歯磨き粉
・軍手
・レインコート
・着替え、ブランケット、タオル
・ビニール袋
・マッチ、ろうそく
・ペン、ノート

*女性の場合
・生理用品、黒ゴミ袋

*小さな子供がいる場合
・離乳食、ミルク、オムツ、おしりふき、哺乳瓶

*要介護者がいる場合
・薬、嚥下食、紙パンツ、入れ歯洗浄剤

 

懐中電灯やスマホ充電器は、
今や防災グッズの定番の一つですが、
ソーラーや手回しタイプには賛否両論
ありました。

ソーラー充電器は太陽がないと充電できませんし、
手回しは充電中回し続けないといけないのです。

結果、電池式が一番という意見が多かったです。

また、避難所・自宅どちらの場合も、
お腹を満たすための食料は準備していても、
お菓子はあまりないことがあります。

辛い避難生活で、
お菓子は心も満たしてくれるので、
ぜひ準備したほうがいいですよ。

避難時に追加で持っていくもの

【避難時にさらに持っていくもの】

○防災リュック/非常用持ち出し袋
・貴重品(お金、免許証、通帳など)
・スマホ
・スニーカー

*小さな子供がいる場合
・子どもの靴
・抱っこ紐
・母子手帳
お気に入りのおもちゃ

*要介護者がいる場合
・入れ歯
・杖
・介護保険証

靴は長靴を準備しそうですが、
スニーカーが一番です。

長靴は水が中に入るととても重くなり、
歩くことができなくなります。

割れ物などの危険があるので、
底のしっかりしたスニーカーを選びます。

子どもの靴を持って行くことも忘れずに。

また、子どもにとって、
避難生活は非常にストレスの溜まるものです。

お気に入りのぬいぐるみなど、
少しでも心休まるアイテム
持っていきましょう。

普段から備蓄しておくもの

【備蓄物品】

・水(1人1日2〜3リットル を 3〜7日分)
・食料品(3〜7日分)
・現金
・日用品
・カセットコンロとカセットボンベ

様々な方の体験談をリサーチした結果、
「とにかく水があればなんとかなる!」
という意見が多く聞かれました。

また、最近はオール電化の家が多いため、
停電を想定してカセットコンロとガスボンベを
準備しておく必要があります。

防災グッズの保管場所は? いざというときにあわてないように

しっかり準備した防災グッズも、いざというときに
どこにあるか分からなかったり、
なかなか取り出せない場所にあったら、
意味がありません。

実際のところ、どこに保管しておくと
安心なのでしょうか?

防災リュック/非常用持ち出し袋の保管場所

防災リュックは、避難所など
自宅を出るときに持っていくものです。

そのため、玄関に置いておくのが、
最も望ましいと言えます。

もし玄関に置き場所がなければ、
自宅でほとんどの時間を過ごすリビング
寝室もおすすめです。

見た目が気になる場合は、
オシャレなカゴになどに入れて
目隠しするなどの工夫をしましょう。

押入れの奥などすぐ取り出せない場所に置くと、
必要なときに取り出せないかもしれません。

目に見える場所に置いておくことで、
日頃から防災意識を高められるだけでなく、
中身の定期的なチェックもしやすくなります。

食料品や生活用品の備蓄の保管場所

備蓄は、普段使っている収納場所にしまっておき、
「ローリングストック法」で管理することが
勧められています。

「ローリングストック法」とは、
日常的に多めに食料品や生活用品を買っておき、
普段の生活で使ったら買い足す
という方法です。

これなら、賞味期限切れの心配もしなくてすみますし、
どこに保管したか分からなくなることもありません。

ですが、家族の人数x1週間分を準備したとすれば、
それなりに場所をとってしまいます。

そのため、
缶詰やトイレットペーパーなどの
長期保管が可能なものは、
クローゼットなど他の場所に
分散して保管しましょう。

万が一普段使っている保管場所が、
家の部分損壊などで使えなくなってしまうことを
想定した保管方法です。

あると便利だった意外な防災グッズは?

先ほど防災グッズで必要なものリストを
ご紹介しましたが、
このリストの中身はいわば
「一般的に必要とされるもの」です。

実はこの他にも、被災経験者の方たちが、
「リストには載っていないけど、
 あると意外に便利だったもの」
を教えてくれているんです。

どんなものが含まれるのか、
チェックしていきましょう。

耳栓、アイマスク

最近、避難所生活でのプライバシー保護の
重要性が話題となっています。

家族ごとに仕切りが作られるなど
配慮されるようになりましたが、
それでも周囲の音や明かりまでは消せません。

ただでさえ自分の時間がとれない避難所生活で、
常に人の存在を感じることは
非常にストレスになります。

そういった問題の対策として、
耳栓やアイマスクがとても役に立ちます。

音や光をシャットアウトすることで、
寝付きもよくなった人もいます。

小さなものですから、
ぜひ防災グッズにいれておきたいですね。

食品用ラップ

水が十分に使えないときに、
オススメなのが食品用ラップです。

食事をしたあとにお皿を洗いたいけど、
水が少なかったり断水したりしている…。

そんなときは、前もってお皿にラップをかけて、
その上に食事を置きます。

食べ終わったら、ラップを捨てるだけで、
お皿はキレイなままです。

他にも、ケガをしたときの傷の保護や、
寒い時の保温などにも、幅広く使えます。

ウェットティッシュ

こちらも水不足のときに便利なグッズです。

手を洗えないときやお風呂に入れないとき、
転んで傷に汚れがついてしまったときなどに、
ウェットティッシュがあれば
清潔を保つことができます。

食器洗いの代用としても使えますね。

ジッパー付きビニール袋

普通のビニール袋だけでなく、
ジッパー付きのビニール袋があると、
さまざまな場面で役立ちます。

まず、食料の保存です。

備蓄や配給で残ったものを入れておけば、
大切に食べることができます。

雨天時には、
水に濡れると困るスマホなどの精密機器を入れたり、
水漏れが心配なシャンプーなどの保管にも使えます。

避難生活が長引く場合には、
洋服や生活用品を整理するための
パッキングも可能です。

あれば何かと使える便利グッズですね。

防災セットって本当に使えるの?

色々と防災グッズを見ていきましたが、
「こんなにたくさん、
イチから買い揃えるなんて大変!!」
と思われるかもしれませんね。

そんな人にぴったりなのが、
「防災セット」です。

被災時に必要な防災グッズが、
バッグに一通り揃って入っている
便利なセットです。

Amazonや楽天などのネットショップ、
ホームセンターやデパートなど、
いろいろなところに売られるようになりました。

これさえ買えば災害対策は
安心ばっちりのように見えますが、
本当のところはどうなのでしょうか?

結論から言うと、
「本当に必要なものが、
 家族の人数分必要な量入っているセット」
を選ぶことができれば、
防災セットはとても有用と言えます。

さらに「家族の状況に合わせて、
足りないものを買い足す」ことが出来れば、
ばっちりです。

では、使える防災セットを選ぶポイントを
見ていきましょう。

家族が3日間過ごせる量が入っている

基本的に、防災セットは72時間=3日間を
過ごせるだけの水や食料、生活用品が
含まれるように作られています。

その内容が、家族の人数分をカバーできるものかチェックしましょう。

実際に持ち運べる大きさか

防災セットは、自宅から避難する際に
持っていく荷物であることが前提です。

自宅から避難所まで背負って歩ける大きさや
重さかどうかも、大切なポイントです。

なお、在宅避難用の防災セットも販売されています。

目的に合わせて、
防災セットを分けることも考えていいでしょう。

「被災経験者の意見から出来た」「防災士が作った」はオススメ

防災セットの中には、被災経験者のアンケートを
もとにしていたり、
防災士の方の監修を受けていたり
するものがあります。

こういったものは、
実際の避難生活で使えるものが
きちんと揃っていることが多いようです。

参考にしてみてもいいでしょう。

ひとまずは必要な防災グッズを知っておいた上で、セットの中身の充実度を見る

防災セットによって、中身はまちまちです。

先ほどご紹介した必要なグッズが
含まれないものもあれば、
いらなかったグッズが含まれるものもあります。

そのため、いきなり防災セットを買うのではなく、
まずは必要な防災グッズが何なのかを
知っておきましょう。

そうすれば、その防災セットには
本当に必要なものが入っているのか、
自分の目で確かめることができます。

こういったポイントをもとに、
防災セットを選んでみてください。

ただし、防災セットには、
小さな赤ちゃんのお世話や介護、
病気のケアなどを考慮していないことがほとんどです。

あなたの家族の状況に合わせて、
必要なものを買い足して準備しておけば、
おおむね安心ですよ。

まとめ

今回は、被災経験者の方たちに
「いらなかった」と言われる防災グッズを
ご紹介しました。

小型の発電機やテント、大容量の水は、
便利そうですが実際の避難生活では
使いにくいものです。

コンパスや新聞紙、ロープは、
代用品を選ぶことをおすすめします。

実際にあると便利なものとしては、
カセットコンロ、電池式のスマホ充電器、
耳栓やアイマスク、ラップ、ウェットティッシュなどが
聞かれました。

防災グッズを揃えるためには、
防災セットの購入が便利です。

ただし、人数分の必要な量が入っているか、
持ち運べる大きさか、
本当に必要なものが入っているかなどを
見極めることが大切ですよ。

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