生後100日目のお祝いである、お食い初め。
「子供が一生、食べ物に困りませんように」
という願いを込めて行う、日本の優しい儀式ですよね。
昔は赤ちゃんのお披露目と言う意味もあったようで、親戚や近所の人まで招いてお祝い膳をふるまっていたそうです。
今は両家の親だけを招いて行うことが多くなったお食い初め。でもいくら招待する人数が少なくなったとはいえ、生後3か月ごろの赤ちゃんのお世話をしながら準備をするのは大変なことですよね。
兄弟がいればまた状況も一変する…。
我が家も長女の時は穏やかにすますことができましたが、次女の時はハプニング続出でした。
そこで今回は、お食い初めを素敵な思い出にするための場所選びと、そのメリット・デメリットについてお話していきたいと思います。
自宅でお食い初めをする場合のメリット・デメリット
私もそうでしたが、お食い初めを自宅でするという方は多いのではないでしょうか。
その一番のメリットは、「周囲に気を使わなくてよい」と言うことでしょう。
慣れない場所に行けば赤ちゃんはぐずることも多いですし、自分たちも服装など気をつけなければいけないですよね。
兄弟がいたとしても、自分の好きなおもちゃで遊ばせることができるし、DVDなどに頼って準備をすることも出来る。
何より家族がリラックスしてお食い初めを楽しむことができます。また、格式ばらずにオリジナルのお食い初めをしたって良いんです。
私は次女のお祝いの時、長女にもお祝い膳を作ってあげました。
(実は自分のお膳がないとわんわん泣いてしまった長女のために慌てて作ったのですが…)
内容は、タイやお赤飯、煮物や酢の物ではなく、長女の好物のミニトマトや一口おにぎりなどで同じように盛り付けてあげただけでした。
それでも娘は大喜び。こんな風に自由にできるのも自宅ならではのメリットではないでしょうか?
そしてデメリットと言えばやはり、たくさんの人を招待できない点と、準備が大変なこと。
両家の両親を呼ぶとなると、やはりそれなりの広さもいりますし料理もある程度は準備をしておく必要があります。友人は先に実家の両親に来てもらって準備の手伝いをしてもらったそうで、とても助かったと言っていました。
また今では御祝い膳の宅配というサービスもあるようなので、もし自宅に招く場合はインターネットなどでチェックしておくと良いかもしれません。
自宅以外でお食い初めをする場合のメリット・デメリット(お店・実家・義実家)
最近ではレストランやホテルの料亭などでお食い初めをする方も増えてきているようです。
そのメリットはなんと言っても手間がかからないということ。そして両家を気兼ねなく呼べるという点ではないでしょうか。
もしご両親が遠方に住んでいても、ホテルの料亭なら宿泊することもできます。
また、育児に追われる毎日から少し離れて、おしゃれをして豪華な食事をすることでママにとって良い気分転換になるかもしれません。
本格的なお祝い膳を味わえるなんて、めったにない事ですので良い思い出になりそうですね。
デメリットとしては、費用が掛かってしまうことと周りへの配慮が必要なこと。
個室を利用できる料亭や、キッズルームがあるレストランなどを下調べしておくと良いでしょう。
また自分の実家や義実家などで行うこともあります。
メリットは準備をおまかせできる点と、行き慣れた場所なら兄弟がいても安心ということでしょう。
デメリットとして考えられるのは、パパやママが気を使ってしまうことだと思います。
素直に甘えられる関係ならば、きっと楽しい時間をすごせるでしょう。
でももし誰かが気疲れするようであれば、思い切って外に出る方が良いのかもしれませんね。
まとめ
お食い初めを素敵な思い出にするために、場所選びはよく話し合って決めましょう。
それぞれのメリット・デメリットを考えて心に余裕が持てる場所を選ぶことがとても大切です。
子どもの行事にはハプニングがつきものです。
それを笑って楽しい思い出に変えるためには、パパやママがリラックスしていることが大前提です。
そして最後に、一枚でも写真を撮っておくことをお勧めします。
私は今でも写真を見るたびに、ハプニングだらけだったお食い初めの日のことを楽しく思い出します。
みなさんも子どもたちのために、素敵なお食い初めの思い出をつくってくださいね。