妊娠線とは、お腹が大きくなってくると下腹部を中心にできる赤みを帯びた線のことを言います。
皮膚の内側にある皮下組織は、急に伸びることができないため、皮下組織が裂けてしまうことが原因なんですよ。
人によって、本数や太さが異なりますが、妊婦さんの多くの人にできると言われ、太ももや乳房にできる場合もあります。
一度できたら、完全には消えないと言われていますが、しっかりケアをしていれば、薄くなったり、できないこともあります。
この記事では、プレママの大敵である妊娠線の基礎知識と、対策おすすめの方法をまとめています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
妊娠線ってなに?いつからできる?
妊娠線は、大きくなったおなかや乳房にできる赤みを帯びた線のこと。
お腹が大きくなり始める5ヵ月頃から出やすくなると言われています。
体重の増え方も人によって違うので、体重の増加が激しい人は、早めに出てくることもあるようです。
妊娠線は、しましま模様だったり、稲妻模様だったりと、個人差がありますよ。
皮膚が張り詰めている状態が続いているので、お腹が大きくなるスピードがゆっくりになっても、油断してはいけません。
妊娠線は、次第に白っぽくなり、目立たなくなってきますが、悲しいことに完全に消えることはないと言われています。
先輩ママに聞く 誰でも続けられる妊娠線予防
私は、妊娠が分かった時に、妊婦さん向けの雑誌を買いました。
そして、その中で妊娠線という言葉を知ったんです。
それまでは、全く知識がなかったので、びっくり!
知ったその日から、あわててケアを始めたのを覚えています。
そのお陰もあってか、それとも、できない体質だったのかはわかりませんが、ほとんどできませんでした。
そこで、めんどくさがりな私でもできた、対策を紹介したいと思います。
対策1.腹帯を付ける
大きいお腹を支えてくれる妊婦用の腹帯。お腹の皮膚の負担も減るので、妊娠線の予防にもなります。
これなら、着用するだけなので簡単ですよね。
また、お腹の冷えや腰痛も防ぐことができるので、お勧めです。
対策2.保湿ケア
妊娠線の予防の代表的な方法ともいえるのではないでしょうか?
乾燥は天敵。お風呂上りなどに塗って乾燥を防ぎましょう。
赤ちゃんに話しかけながら塗ると、コミュニケーションにも繋がりますし、リラックスできると思います。
私もよく話しかけながら塗っていたのですが、そうすると、動いたり蹴ったりしてくれたので、「ちゃんと聞こえているんだな」と感じました。
そして、同時にママになる実感も湧いてきたんです!
赤ちゃんと一緒に使えるクリームや、天然素材で作られたクリームなど、色々な種類の物が売られています。
妊娠中は、肌も敏感になっているので、自分にあったクリームを探しましょうね。
対策3.軽い運動をする
急激に体重が増えることによって、妊娠線もできやすくなってしまいます。
適度な運動を心がけることで、体重のコントロールをしましょう。
家の周りを散歩するだけでもOKです。
ウォーキングは、気分転換にもなりますし、むくみ予防にもなります。
しかし、無理は禁物です。
お腹が張っていたり、体調が悪い時は避けましょう。
できてしまった妊娠線は、完全には消えないと言われていますが、できにくくしたり、薄くすることはできるので、諦めないでケアをすることが大切です。
妊娠線は、早めの対策が肝心です。
お腹が大きくなってからではなく、その前からしっかり対策しておきましょう。
また、1人目ではできなかったからと油断してはいけませんよ。
2人目の方ができやすいとも言われているので、しっかりとケアしましょうね。
まとめ
ほとんどの妊婦さんにできると言われている妊娠線。
しっかりケアすることで、防ぐことができるかもしれませんので、無理のない範囲でぜひ、試してみてください。
中には、「しっかりケアしていたのに、できてしまった」という方もいるかもしれません。
でも、妊娠線は「妊娠した大事な証」ともいえるでしょう。
悲観的にならず、勲章として大事にしていきたいものですね。